二葉山から望む広島駅周辺のビル群 2018.01

2009年に完成したマツダスタジアムを契機に、広島駅周辺では複数の再開発が一気に進み、駅の南北大きく街並みが変化しています。

今月は、広島駅北口の二葉山にある「広島東照宮」あたりまで足を伸ばし、広島駅周辺の様子を見てきました。

2016年6月に訪れた場所の再訪です。

広島駅前で進む2つの大型再開発工事が大詰めを迎え、広島市の街並みが大きく変化しています。 それぞれの追跡記事では現地のすぐ近くからの画像ばかりになってしまいがちなので、 6月下

こちらは広島駅新幹線口屋上駐車場から、北口二葉の里方面を撮影したもの。

2枚の写真を合成しているので歪んでいます。
横に走る県道84号「二葉通り」より向こう側一帯が、「二葉の里土地区画整理事業」で区画整理されたエリア(約13.8ha)です。
一番先に完成したのは、左側に映る「イズミ」新本社で、現在は定期レポートをしているように画像右側の「5街区」や、左奥に伸びる「広島高速5号線」の建設工事が佳境を迎えています。

広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区”5街区”は、 2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エ

 

その「広島高速5号線」の「二葉山トンネル」建設現場近く、広島東照宮周辺に足を伸ばしました。

この眺め。

トンネルを掘る「シールドマシン」の搬入・組み立て準備のために導入された大型クローラークレーン。
その背後に、広島駅周辺の高層ビル群や、旧市街のデルタ中心部を望みます。

 

シールドトンネルの発進現場より若干西側にから撮影しています。

画像左手に黄色のラフテレーンクレーンが見えています。あのあたりが抗口で、ここにシールドマシンが設置されます。

 

広島駅周辺を。

 

なんという迫力!
トンネルの現場の大型クレーンが被ってしまっていますが、これはこれで街並みの変化を象徴する瞬間でもあります。
中央に映る大和ハウスのオフィス・ホテル・商業の複合棟は、地上20階、約91mなので、
完成すれば奥の「ホテルグランヴィア広島」が完全に見えなくなりますね。

 

高速5号線「広島駅北口(仮称)ランプ」。

料金所が用意されています。

 

少し別角度から。

広島駅周辺のビル群もここまで見栄えが厚くなってきました。
ここに見える60m以上の高層ビルのほとんどが2010年以降に完成したビルですから、如何に急激な変化であるかということを実感します。

 

終わりに高速5号線「二葉山トンネル」の建設現場の様子を。

 

防音のため、プラントには上屋が設けられています。
シールドマシンは、死角になっている手前の丘の下から、今年夏に中山地区に向けて発進します。

 

トンネルの掘削は2016年5月の契約締結から31ヶ月となっているので、
広島高速5号線の開通は2019~2020年度になるとみられます。(公式発表ではないのでご注意ください)

 

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