全都道府県に非常事態宣言が発令されています。
このブログでは以前書いた通り、しばらくは過去の未公開ストックを引っ張り出して、コロナ収束後にゆっくりと訪れたいスポットを今後紹介していきます。
今回は広島の空の玄関口、広島空港です。
国土交通省と広島県は、広島空港の運営を2021年4月から民間に委託する「民営化」を計画しています。
民間ならではの柔軟な運営により、経営の効率化や顧客満足度の向上などが期待されるのですが、
現状でも利用者確保のため、地道な改良が行われています。
2020年1月に立ち寄った時に撮影した画像で、改めて広島空港を見つめてみます。
【国土交通省】:広島空港特定運営事業等の第一次審査結果について
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ターミナルビル前のブリッジから。
軌道系の交通機関が通じていない広島空港では、クルマ・バスでのアクセスが基本となります。
ターミナルビル目の前(画像の範囲)には約1,150台分、周辺の県営駐車場をあわせた全体の収容台数は約3,800台分にも登ります。
駐車場からのブリッジからターミナルビルに入りました。2階、出発ロビーです。
久しぶりにターミナルに入りました。(前回の利用から今回までの間に岩国空港を使っていたこともあり…)
綺麗なインフォメーションができていたり、サインも統一された見やすいものが整備されていたりと、少し雰囲気は変わったように感じます。
国内線側です。
3階へのエスカレーター横は従来からマツダ車の展示スペースになっています。
この時は、「MAZDA3」のポリメタルグレーメタリックが展示してありました。
3階から見下ろす出発ロビー。
みやげ物店などのショップは20程度あります。近年リニューアルを受けたので明るくて非常に綺麗です。
再びターミナル中央付近に戻りました。
大型の内照式サインがとても見やすく分かりやすいですね。
左手にはこのようなモバイルスタンドも整備されています。
充電できるコンセントとWi-Fiも完備しているようです。
きちんとこのようなものも造っていたんですね。
国際線カウンター付近まで歩いてきました。
国内線との間は画像のように抉れており、1階から吹き抜けとなった半屋外の広場があります。
明るさの確保には貢献しています。後ほど行ってみます。
付近のベンチです。
ここのベンチもチャージングスポットになっているようですね。背面のフレームにコンセントが設けられています。
ロビー内では、不定期にイベントが開催されています。
この時は、JAXA後援の「宇宙展「はやぶさ2」~宇宙における生命誕生のひみつにせまる~」というイベントが行われ、「はやぶさ2」の実寸大模型などが展示されていました。
まず空港に来てもらって空に親しみを持ってもらう施策が行われているのはいいですね。
3階展望デッキへ行ってみます。
展望デッキ、以前は有料でしたが、現在は無料開放されています。
ゆっくり座って飛行機を見られるようなウッドデッキもできたのですね。夜間はライトアップされるようです。
ソラミィ広場
先程書いた、国際線と国内線カウンターを隔てる場所です。
大きな複合広場は広島空港のイメージキャラクターの名がついた「ソラミィ広場」となっています。
搭乗ロビー内の通路が目の前を通っています。
連続するターミナルビル内にポッカリとこのような空間があり不思議な感覚です。
現状は間に合っているようですが、設計段階で将来の発着便数増加を見越して、ターミナルを拡張できるようにしたものなんでしょうか。
バスターミナル
1階の到着ロビーの外側、バスターミナルに移動しました。
こちらもサイン類は非常に見やすいです。
行き先ごとにのりばがわかりやすく整理されています。
ビル内の国内線到着ゲート付近にリムジンバスのチケット売り場と発車案内のLCDが設けられており、空調の効いた室内で待つことができるようになっています。
さらにはこのようなものも。
国際線到着ゲート付近にあるのが、こちらの「BICYCLE HUB」。
国内外から訪れるサイクリスト向けに、自転車の組み立てスペースが設けられました。
工具や更衣室まで用意されているとのことで、ここから尾道へのシャトルバスに乗り「しまなみ海道」のサイクリングが楽しんでもらうのが狙いです。
しまなみサイクリングロードは世界的な知名度がありますからね。広島ならではのおもてなしです。
このように、何かとアクセスに難があるというイメージが大きな広島空港ですが、
民営化に舵を切る以前にもこうした利用促進、利用者の満足度向上のための施策は色々と行われていることが改めて分かりました。
中長期的に、リニア新幹線が開業すれば東京までの航空機のシェア確保は今以上に厳しいものとなることが予想されますが、
道路整備(国:東広島・安芸バイパス、県・市:広島高速5号線)や、来訪者へのおもてなしなど地道な対策を進め、広島の空の玄関口としての機能を保ってもらうことを願います。
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数ヶ月前であれば色々考えられたこと、例えば民営化に伴う国際線の増便などが一気に非現実に感じられ、非常に残念に感じております。
広島空港はアクセスが悪いだけでなく、東京行き以外があまり活況でないのが残念です。羽田の拡張で国際線の接続は大きく改善される予定ではありますが、この状況では当面はわからないですね。
広島空港の施設はあまり使用することがないのですが、もみじラウンジは非常に綺麗なので、私は好きです。ちょっと早めに着いた時に暇をつぶせていいです。
非常に立派な空港ですので、この非常事態が明けた頃に、何らかの進展があれば嬉しいですね。
2012年より、広島も、2空港体制(岩国と本郷)になりました。
国内線(羽田便)は岩国、国際線(香港便)は本郷と使い分ける方も多く、
一段と競争が高まっております。
歴史は岩国の方が格上です。
戦後占領下では、羽田・岩国が、日本の国際空港とされ、
アメリカ民間機の初乗り入れは羽田、イギリス民間機の初乗り入れは岩国でした。
立地、アクセスに批判の多い広島空港ですが、今後予想される日本の人口動態や経済状況に鑑みると、この先10年・20年の間に新たな空港が県内にできるとは思えません。
好むと好まざるとにかかわらず、新規のインフラ構築は限定的となり、既存の物をメンテナンスしつつ工夫して活用する時代です。
この記事で紹介された情報は、地味でも大切なことと思われますね。
ブログ更新お疲れ様です。
広島県は西日本豪雨後の山陽本線等不通の復旧時に、広島空港の軌道式交通手段によるアクセス導入について正式に断念の旨を公表しました。
その後、東広島・安芸バイパス、広島高速5号線の工事のスピード感が増した気がします。
広島ら空港の諸問題をポジティブに考えることはいくら何でも流石にキツイと思い込んでいましたが、記事を拝見するとそれなりに地味な努力を続けている様なので暖かい目で見る様に努めます。
急成長企業の大創産業(ダイソー)が東広島市西条に本社を構えているのは広島空港による恩恵と考えて良いと思います。
地場大手自動車部品サプライヤー企業であるオンド、ダイキョーニシカワが相次いで本社を東広島市内に移転することもあり、広島大学等との産学共同での技術開発の可能性へも、広島空港の存在が好影響を与えてくれるかもしれませんね。
民営化への移行が順調に進み、広島空港が活性化されることを祈っています。
羽田便が大きく減便されるであろう
リニア開業以降の空港の在り方を早急に検討する必要があります。
残された時間は多くはありません。
早く対策を打たないと閑古鳥が鳴くことに・・・
最悪は廃港ということもあり得ます。
羽田便に変わる太い需要かぁ
難しい課題です
新幹線の開業で、ANAは国内線専用から、国際線に進出しました。
リニア開業後は、羽田と伊丹・広島需要が激減しますので、
JAL・ANAは、国際線に重点化すると考えられております。
広島~アジア・欧米路線を新設することで、経営安定化させると思われ、
そうなれば、広島にとっては、便利になります。
本郷への空港移転に否定的な書き込みが多いですが
結果として新幹線のシェアが高まってJR西も広島への投資を始めたという
良い面もあったと思います。
今回の広島駅ビルへの投資もリニア開業後の新幹線ひとり勝ちを見据えた
決断だったのではないでしょうか。
府中町の住民ですが、車を使えば自宅から空港まで40分。広島駅からリムジンで、タクシーの時間を入れても小1時間。遠くは無いですね。起点と手段で時間の評価は変わると思います。また、駐車の位置によってはもしかすると車から航空機のドアまで200メートルも無いと思います。羽田空港だと広島便は70番ゲートなど端の方が多く、近い保安検査場Dからでも300メートルは歩かされます。私の好きなカレーうどんの店は逆方向なのでそこに立ち寄ると下手すると600メートルくらい歩きます。空港の利便性評価にターミナル施設も含めると、広島空港の利便性は私にとっては「高い」と言うことになります。就航路線の拡充は頑張ってほしいです。今は協力したくてもできないのが残念です。
特に白市駅行きのバス
飛行基遅延の場合は待ってない時があるのが非常に辛いところです。
20時以降着の飛行機はほぼ東京便なので、JAL、ANA共に遅延した場合
ガラガラのまま定時運行しているのかな?とも思います。
東京都内に住んでおりますが、帰省する時はANA、新幹線半々です。空港まで移動時間も含めると4時間、価格も3万円後半でほぼ同じなので、スーパーバリュー21などが間に合えば飛行機になりますかね。東京広島の距離を考えると通常は飛行機需要に流れるのですが、実際は皆さまご察しの通りです。
空港のなかにチョコレート工場があるらしい。
台北行きLCCができてほしい
いつも思うのですが、
菓子博の時に造られたオブジェが置かれてあったり、
イベントスペースで占領されたりしてたりで、
巨大絵画の前が雑踏にまみれてしまって、
平山郁夫の絵画をじっくりみられなくなってしまったのがいつも残念に思います。
開港当時は壮大な絵画を楽しめましが、今はなんか気の毒に見えます
スペースが無いから仕方がないのでしょうが。
広島空港は遠いと揶揄する奴らが多いが、食わず嫌いが多過ぎる!
広島駅からの所要時間を見た時、旧観音までは路線バスで小1時間掛かっていたが、今はノンストップで40分代で行ける!
広島高速5号が完成すれば、30分代で行けるのだから、食わずして揶揄するのはやめて貰いたい!
GWとか盆休みでも同じ時間で行けますか?
広島高速5号が完成する2022年度は、
山陽道~高屋JCT~西条・安芸・東広島バイパスも同時完成します。
市内中心部までの距離が短く、さらに無料である後者の道路に、
山陽道を使っていた人の多くが流れると言われております。
広島高速5号が完成すれば、
GWとか盆休みでも、同じ30分台で行けるでしょう。
行楽シーズンの高速道利用者は広島県内のドライバーだけじゃないでしょ?
九州方面から東へ行く人も大勢いますよ。
交通量はさほど変わるとは思えません。
今まで通り志和トンネルとかで渋滞になりそうです。
海田バイパスはそういった時のう回路になるでしょうけど、
市内から海田バイパスまで2号線で行くのが結構時間掛かります。
空港まで下道で行ったことありますが、西条バイパス以東も結構時間掛かりました。
時間だけみたら、そうとも言えますが、残念ながらたまに渋滞にはまってしまいます。
特に志和付近はなぜか事故が多く、電車と比べて不安定と言わざるを得ません。また、バスは入り口も一箇所しかなく、窮屈に感じます。
もしもバスでこれらの欠点をカバーするならば、高速の道幅を広げて、バス専用車線を作り、
さらにトラックのように2連結の車両に出来れば、改善出来るかも知れませんね。
山陽本線の活用がベターだと思ってますが、JRの協力とお金がないと、、
九州方面から東へ行く人も多いですが、この方々だけなら、渋滞はないです。
市内から広島ICや広島東ICまで行くのも結構時間掛かり、
西条・安芸・東広島バイパスを使う方が多くなるでしょう。
さらに、2020年12月には、広島熊野道路も無料化される予定で、
海田~広島熊野道路~東広島呉道路黒瀬IC~山陽道も候補になります。
空港まで下道で行くのは、時間かかりますが、
バスは必ず広島高速5号線を使いますので、下道を考える必要ありません。
GWとか帰省ラッシュ時も空港まで30分台で行けるとか、
その時になってみないと分からないことを
断定すべきではないね。
地方有数の規模の空港で、ポテンシャルは高いのですが、軌道系アクセスがないのが痛いですね。
そこで提案なのですが、鉄道の防災・減災目的で白市ー本郷間にトンネルを掘り、空港直下に地下駅を設けてはどうでしょうか。
西日本豪雨では山陽本線の白市ー三原間が長期運休になったように、この区間は土砂災害の影響を受けやすく、貨物列車の運休も含めると経済損失はかなりのものになるはずです。
被災時のリスク低減が主目的であれば、JRも反対しにくいし、空港利用者だけでの独立採算は求められなくなると思うので、ハードルは下がると思います。
あとはお役所の作文で、前例のないスキームを作ってもらい、事業化していく必要がありますね。
ルートを変更するのはいいと思います。
ただ、これにJRが費用を負担することはないと思うので、費用を広島県がほとんど負担しないとならないでしょうね。
広島市の姉妹友好都市であるホノルル(米国)・ボルゴグラード(ロシア)・ハノーバー(ドイツ)・重慶(中国)・大邱(韓国)・モントリオール(カナダ)の6都市に広島空港から行く航空便が全くないというのも信じられません。
直接でなくても広島発釜山経由大邱便、広島発上海経由重慶便、広島発成田又は中部経由ホノルル便・成田発広島・モスクワ経由ボルゴグラード便、成田発広島・ハノーバー経由パリ便、広島発成田・シアトル経由モントリオール便等の様に工夫して、6姉妹友好都市との交流を密にする努力を広島市側からもっと積極的にして欲しいと痛感します。
リニア開業後の生き残り策として国際線の新路線開拓は不可避です。
マツダがトヨタと合弁で工場進出を予定している米国アラバマ州へ中部・ロサンゼルス経由便等の工夫次第では需要が見込まれ様に思います。
お気持ちはわかりますが、現実的にはコードシェア便やアライアンスでカバーされている点もあるので、広島発の経由便はむつかしいでしょうね。真面目に回答しますと、できてもホノルルか、無理行って大邱や重慶が精いっぱいかと。
名古屋のデトロイト便みたいにマツダ需要で飛ばせそうな気もしますが、関空でも需要がなくて厳しい状態なので、広島となるともっと大変ですね。
hima様
現実的なコメントとなると、仰るのが妥当な線でしょうね。ありがとうございます。
共同運航については姉妹友好都市間であれば、相手側の都市次第では、広島側に、かつての東亜航空の様な航空会社があれば可能性が少しはありそうな気もしますが、現状では実現の可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
せっかくこんなに立派な施設があるんですから、何とか良い知恵はないもんですかね。
国内線で需要がありそうな新規路線は、政令指定都市で陸路では若干厳しい新潟ぐらいですかね。
それもリニアがつながると怪しいか・・・
やはり国際線の拡充に期待するしかなさそうですかね。
利用者300万人超えてますよ。
広島県
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/kouhou/201912-number.html
利用者数も伸びているんですね。これは大変失礼致しました。
備後都市圏には、常石造船・青山商事(洋服の青山)・福山通運・リョービ・エフピコ等の大企業の本社があります。
広島県と共に経済特区に指名されている愛媛県今治市には今治造船・日本食研・今治タオル製造各社の本社や新来島どっく・太陽石油(SOLATO)の本拠地があります。
東広島市には大創産業(ダイソー)の本社があり広島都市圏内だけでなく、より多くの特区内企業の海外進出がより盛んになりアクセス面での改善が図れれば国際線の需要ももっと伸びそうです。
特区内で、地域商社や地域航空会社設立の機運が高まることに期待したいと思います。
今はコロナであれですが、欧米の観光客にとっては広島は主要な観光地に
なっていますから、日本での平均滞在日数が10日くらいということを考えると、
欧米の巨大なハブ空港への直行便を開設すればいいのでは、と思います。
東京~京都(関西)~広島とスムーズに観光ができるようになります。