広島市西区井口の大型ショピングモール「アルパーク」では、
新たに運営者となった大和ハウス工業のもと、大規模なリニューアルが進められています。
かつて百貨店の天満屋（岡山市）が入っていた西棟について、
世界最大の「無印良品」の出店など、リニューアルの概要が公表されました。
4月下旬にリニューアルオープンする予定です。
大和ハウスによるリニューアル概要
【大和ハウスグループ】：ショッピングセンター「ＡＬＰＡＲＫ（アルパーク）」 西棟の改装概要が決定
イメージ（大和ハウスグループ資料より）
主なテナント
■世界最大級の無印良品
（画像はイオンモール岡山に入る無印良品）
従来から東棟に入居していた無印良品が、西棟の1・2階に拡大移転します。
店舗面積はおよそ8倍となる約6,100平方メートルで、国内外に展開する店舗の中でも最大となります。
同社のプレスリリースによると、無印良品で扱う商品の全てを取り揃える「生活全部店」になる模様です。（西日本初）
【良品計画】：「無印良品 広島アルパーク」を増床リニューアルオープン
■スーパーマーケット「フレスタ」
イメージ（大和ハウスグループ資料より）
西棟の1階には地場スーパーマーケットの「フレスタ」が入居します。
売り場面積はおよそ1,900平方メートルで、同社の店舗の中で最大の規模と品揃えになる予定です。
【株式会社フレスタ 】：アルパーク西棟への弊社出店のお知らせ
■その他、アウトドア専門店など計20店舗
イメージ（大和ハウスグループ資料より）
上記の核テナントのほか、西棟には中国地方初進出となる「Alpen Outdoors」や動物たちとのふれあいやえさやり体験ができるアニマルカフェ「Moff animal cafe」など、
西棟には合わせて20の店舗が4月下旬にオープンする予定です。
| アルパーク西棟の主な店舗 |
ほか、計20店。 |
オープン日程
2022年4月下旬にリニューアルオープンすることが明らかにされました。
改装中のアルパーク西棟の状況
床面積がほぼ同じ東棟は約120店が入る専門店街になっているのに対し、
西棟は20店舗に抑え、それぞれの面積を広く取った店作りになるようですね。
テナントは広域から集客する目玉施設というより、完全に地域密着型で若いファミリー層をターゲットにしているようです。
JR駅に直結する商業施設で、百貨店跡ということもありまとまった床面積が取れるということで、期待が大き過ぎた面もあります。
話題性よりは堅実さを取ったリニューアルで、インパクトには少し欠けるかな、というのが正直な感想ですかね。
事業を引き継いだ大和ハウスグループが、確実に運営を続けていくために出された結果です。
今の時代はマイカーの所有台数も増え、またJR沿線にも大型ショッピングモールが複数できているので、
JR駅直結というのは際立って大きいほどの集客材料にはもうならないのかもしれません。
岡山の暮らしでイオンモール岡山をよく利用します。
無印良品の品揃えが良いので、最近は買い物する機会が増えました。
アジアなどにも出店する無印の中でも「世界最大」となる無印は楽しみです。
アルパーク西棟は、2022年4月下旬にリニューアルオープンする予定です。
先日撮影してきたアルパーク西棟の状況です。
エントランスの設えが少し変わりましたね。
こちらはアルパーク東棟です。
一足早く改装が行われ、昨年「H&M」などがオープンしました。
