ケーズデンキ広島本店 2020.01 2月末オープンに向け建物完成

家電量販チェーンの「ケーズデンキ」は、マツダスタジアムやJR広島駅に近い南区西蟹屋の日本通運の広島ターミナル跡地に「広島本店」を建設しています。
これまで福山・尾道といった県東部での出店はあったものの、県西部・広島市では初めての店舗となります。
2020年2月27日にオープンすることも決まりました。

日本通運広島ターミナル跡の目の前には、かつてベスト電器、ビックカメラ(後に広島駅南口に再オープン)が営業していた「ひろしまMALL」が立地しており、いずれも撤退に至った経緯があるだけに、
新規参入となるケーズデンキの手腕も注目されています。

1週間ほど前の話題になります。 茨城県に本社を置く家電量販店大手の「ケーズデンキ」が、県西部で初めて、 広島市南区西蟹屋町に2019年春オープンする計画が明らかになりました

 

【ケーズデンキ 店舗情報】:広島本店

1月の終わりになりますが、現地の状況を納めてきたので紹介します。

しばらく通らなかった間に、建物が完成していました!
照明も灯り、開店に向けた準備が進められています。

 

大州通りに面する部分です。

 

1階はすべて駐車場となった、完全な郊外型ロードサイド店舗の形態です。
広島駅から徒歩10分程度ですが、こうした車で来ること前提の構造で迎えるのは少し複雑です…。
広島駅前には、「エディオン蔦屋家電」と「ビックカメラ広島店」が店を出しているので、
それらと差別化を図る意味で当然といえば当然なのですが。。

 

歩道橋から。

ちなみに将来の大州通りの拡幅に備え、こうして広めにセットバックして建てられています。
マツダスタジアムの開業により、球場前の交差点は広がりましたが、その前後区間(府中町のマツダ本社付近に至るまで)の拡幅は遅々として進まないですね。。
このあたりの日常的な渋滞は深刻な問題だと思うのですが、用地買収も絡むので難しいです。


ひろしま地図ナビより)

 

エントランス付近。

 

西隣には、「ひろしまMALL」の巨大な建物が横たわります。
現在は中区紙屋町で建替え中の広島銀行本店の仮店舗として使用中です。

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した本店ビルの建て替え工事を進めています。 新本店ビルは紙屋町の現在地での建て替えとなり、地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4万8,000

 

開業当初は「ベスト電器」、その後「ビックカメラ」が入居し営業していました。
御存知の通り、それらは閉店・撤退している厳しい経緯があります。
広島は家電量販店では「エディオン」(小売では「イズミ」?)という強い地場企業があり、定着していますから、それを取り崩すのは一筋縄ではいかないのでしょうね。
建物が大きすぎたというのもあるのかな。

とはいえ、ケーズデンキもワンフロアながら南北にはこの広さです。

ケーズデンキは、他の家電量販店と違いポイントカードがなく、現金値引きにこだわっているそうです。

「ケーズデンキ広島本店」は、2019年2月27日オープン予定です。

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