広島銀行本店 建て替えプロジェクト 2020.02(Vol.14) 日中に見上げるタワークレーン

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した本店ビルの建て替え工事を進めています。
新本店ビルは紙屋町の現在地での建て替えとなり、地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4万8,000平方メートルを誇る、巨大な免震構造のビルを計画しています。

国土交通省が定める、業務・商業を中心とした都市機能の強化を目的とした「民間都市再生事業計画」に認定され、金融・税制の支援措置が適用される事になっています。
(本来1ha以上の大規模開発に対し認定するもの。近接特例を活用し、比較的小規模であっても優良な民間都市開発事業を認定した全国初の案件。)

建物四方に配した風の塔により自然換気効果を高めた「エコボイド」といった環境技術も採用。
2021年1月の竣工予定です。

建設期間は南区西蟹屋町の「旧ひろしまMALL」跡に、本店機能を移して営業を続けています。

【広島銀行】:新本店ビルの建設について


完成イメージ
(上記プレスリリース資料より)

【国土交通省】:民間都市再生事業計画(広島銀行新本店建替えプロジェクト)を認定

【広島銀行 新本店ビル】
高さ94.94m、地上19階・地下1階建て
構造:鉄骨造、免震構造
敷地面積:4,452.71平方メートル
建築面積:3,285.00平方メートル
延床面積:47,890.00平方メートル
着工予定:2019年1月1日
完了予定:2021年1月31日

前回の状況です。

広島銀行は、築50年が経過し老朽化した本店ビルの建て替え工事を進めています。 新本店ビルは紙屋町の現在地での建て替えとなり、地上19階・地下1階、高さ約95m、延約4万8,000

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紙屋町交差点から。

 

前回1月、夜の状況でお伝えしたように、地上部の鉄骨建方が始まりました。

広島の「へそ」ともいわれる、経済・商業の中心である紙屋町交差点。この光景も大きく変貌してくることになります。

 

続いて、紙屋町交差点をバックに、南側の本通交差点から。

おそらく休日は広島市で最も人通りが多い交差点。
ここからの景色は、人々の賑わいと合わせて納められるので好きです。

 

もう少し近づきます。

 

鉄骨はまだまだ一部分で、4階分くらいの高さ。完成すれば当然、背後は何も見通せなくなります。

 

背後で建設中の「損保ジャパン日本興亜 広島紙屋町ビル」が見られるのは今だけですね。

 

広島経済の中心、中区紙屋町で損保ジャパン日本興亜が自社ビルの建て替え工事を行っています。 旧ビルを解体して新築されるビルは「損保ジャパン日本興亜広島紙屋町ビル」。 2020年4

タワークレーンが並ぶ光景、本当にいいな…

 

歩道の上辺りをよく見ると鯉のぼりが!

ビルが面するのは「鯉城通り」。工事現場用の吹き流しと並んで、鯉のぼりが泳いでいます。
こうした心意気は嬉しいですね。
そういえば、北隣の「広島トランヴェールビルディング」を建設する際のタワークレーン2基に、
それぞれ「相生号」と「鯉城号」と愛称がつけられていたのを思い出しました。

少し早めですが、今月の新広電ビル、紙屋町プロジェクトの様子です。 コメントにて止まり木さんよりクレーンが建ったということだったので行ってみました。   まずは全景。 デカい…(笑

 

ビル前まで移動します。

このあたりはガラス張りの店舗となります。

 

北側の路地を抜け、北東側に周りました。

 

敷地の広さを見ると、いかにまだほんの一部分でしかないことが分かります。

 

南東側から。

三井住友銀行広島支店が入る「銀泉広島ビル」を囲むように、L字型の敷地をしています。
L字型の端、銀泉ビルの横は低層の自走式駐車場が建設されます。

 

広島銀行本店ビルは、2021年1月末の竣工予定、2021年春の開業予定です。

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12 comments

  1. ああ Reply

    話がちょっと変わりますが、呉の製鉄所閉鎖は本当に残念でしたね。
    広島の経済全体にも一定の影響はあるでしょう。跡地には戦艦大和を生んだ街だけに
    軍事技術の一大開発拠点になってもらいたいですね。日本は諸外国に比べて軍事費防衛費
    の予算が少ないようで、これは将来の国の次世代産業の育成を拒んでいるようなものです。
    というのも、アメリカ経済の復活をもたらしたシリコンバレーの情報産業は、もとは
    軍事技術でしたし、中国のファーウェイなどのハイテク新興企業は、軍と関わりが
    深いです。日本の戦後の製造業の発展も、戦前の軍事技術の蓄積が大きいと言われます。
    日本が先進国として再び経済的に発展していくには、食いつなぐ程度の観光なんかよりも
    高度な技術力の養成しかなく、それには、他国に買収されるリスクのある不安定な
    民間企業に任せるのではなく、開発費もしっかり出せる国が主導していくしか
    ありません。呉には、再びその分野の中心的存在になってほしいですね。

  2. 社会系 Reply

    再開発も、これからは、20階クラスのオフィスビルやホテルという時代に突入しました。

    20階クラスは広島に数多くあるのですが、
    ここ最近では、単独で20階オフィスやホテルは久しぶりではないでしょうか。

    ただ、広銀に関して言えば、銀行時代は終わったと言う方が多く、注意が必要です。
    これは、重工業の衰退、資金調達で大企業は社債発行が中心になったことが要因と指摘され、
    広銀は、ひろぎん証券として証券会社化することで乗り越えようとしています。
    呉の重工業である製鉄所閉鎖についても、北九州と福岡を見れば明らかですが、
    工業都市を止めて、商業都市になった方が、圧倒的に街の魅力は増すので、
    跡地には、何か商業施設などを誘致して、商業都市になってもらいたいです。

    都市銀行や長期銀行(新生銀行、あおぞら銀行)は大規模縮小する時代ですが、
    広島は、このような全国展開する銀行が無く、被害を免れているので、心配ないでしょう。

  3. hima Reply

    そういえば、京信の本店一階にスタバが賃貸で入るというニュースがありました。広銀の新ビルの一階もカフェなどのオープンなスペースを検討しているとのことでしたが、何ができるのか楽しみですね。

  4. サンフレッチェ大好き Reply

    工業都市広島から工業がなくなれば大変な事になりますよ。マツダの下請け、協力企業が広島でどれ程経済的に影響力があるかご存知ないのか?その他三菱、日本製鋼所など数をあげればきりがありません。製造業労働人口が物を買い商業を支えているのです。失礼ながら商業都市より工業都市のほうが賃金は高いはずです、一地方都市の広島に何故超高層マンションが4棟もあるか購買力のある人が多いからでしょ。広島の賃金全国ランキングは2019年広島13位福岡18位約30万円程の開きがあります。(全国年収ランキングより)

    • 社会系

      工業都市や商業都市と言っても、100%工業や商業になるわけではなく、
      比較的工場が強い北九州が衰退して、商業が強い福岡が繁栄しているのを見れば、
      比重を工業から商業にシフトした方がいいのではないかということです。

      広島の高層マンションについて、
      アーバン(43階)は地元の家電、グランクロスタワー(46階)はスーパー関係者が、
      それぞれ高層階を買っており、製鉄所従業員の賃金が要因とは言えないでしょう。
      特に、呉の製鉄所は、本社が東京にあり、
      高給である幹部クラスは全員が東京に家を購入していて、呉に循環していません。

      工業を広島から全てなくす必要はありませんが、
      マツダなど広島に還元するような工業を中心に残ればいいと思います。
      広島は工業都市と商業都市が半々という特徴があり、
      横浜(日産)、大阪(パナソニック)、神戸(神戸製鋼所)に似た都市と考えられ、
      これらの都市に共通した課題として、商業都市の重点化が挙げられます。

  5. ぐぐぐ Reply

    工業都市広島というのであれば、都道府県単位のデータではなく、市町村単位のデータで比較しないと、実態を表していないのではないかと感じました。

  6. ヨッピー Reply

    工業都市故に景気に左右されるわけです。
    リーマンショックの時に札仙広福で一番立ち直るのが遅れたのは、
    工業の比率が高い広島市でした。
    これから日本は景気が悪くなることが予想されてます。
    そうなれば、製造業の方の大量リストラも考えられます。
    賃金の高さも重要ですが、雇用も問題や人口流出もありえるでしょう。

  7. 広島に縁がある福岡県民 Reply

    地銀の再編が進む中、中国地方の雄たる広島銀行はどのような合従連合を進めるのか、興味があります。
    地銀大手の福岡銀行とのシステム共同化は、まだ記憶に新しいところです。

    • hima

      そうですね。地銀再編の波がそろそろ押し寄せてくるのではとは思っていますが、他行とは異なり、広銀は確固として独立を保ってますね。
      最近は楽天証券とSBI証券との提携を始めたみたいですが、それ以上に話がないですね。
      これだけマイナス金利が固定化してる以上、経営はかなり苦しいとは思うのですが。

  8. オッス!オラ、全斗煥! Reply

    物を作る町が無かったらそもそも技術もへったくれもないと思うのはオイラだけ?

    工業都市は景気に左右されやすいから商業都市がいいというのは違うのでは。物を作る町が下に見られるような風潮が罷り通るならそれは絶対違うぞと。

  9. タミー Reply

    広島の経済の未来を担うことになる広島銀行本店の建て替えが順調に進んでいる様子を拝見して希望に胸踊る心境です。

    広島出身者として、やはり広銀の動向は非常に気になり外から常に注目しています。

    広島を離れてもカープやサンフレッチェ、広陵・県商・世羅・崇徳やサッカー選手権の県代表高校等を必死に応援している人々は同じく広銀の動向も常に気になるのではと思います。

    諸事情から大蔵省出身の橋口収氏が広銀の頭取に就任した時には、正直なところ、そのニュースを聞いて広島の街も終わったなと思い込みました。

    その後、橋口氏の舵取りに感銘を受け、今では大変感謝しています。

    橋口氏の「マツダの再建なくして広島の再建はあり得ない」との信念はその通りだと思います。「福岡の背中が遠くなった」との言葉も実感が籠っています。

    工業都市・商業都市の議論については色々な考え方かあって当然ですが、個人的な考えとしては、資源のない日本社会全体を考えるとものづくりは必要不可欠であり、街づくりに於いても、どちらも大切で、美味しいところだけをつまみ食いをすると、必要だが割りに合わないことは誰かがしないと社会全体が沈没することになるので、如何にしてものづくり支えて行くかがこれからの大きな課題だと思います。

    そして、報酬面での格別な優遇と共に、ドイツのマイスターへの強い敬意の概念の様なものを構築する必要性を強く感じます。

    歴史を紐とくと、日本社会の変革は常に地方から始まっているので、橋口氏の精神を受け継ぐ広銀さんにはその旗手役をおおいに期待しています。

    新しい広銀本店が本当に楽しみです。

  10. ラリホー Reply

    どちらが上とか下ではなく、工業に依存する比率が高ければ高いほど、不景気に影響するので、そのへんも考えていかないと街が衰退することになるよという話では?

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