2025年3月24日に広島駅の新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」が開業したのに続き、広島駅から稲荷町電停の間を短絡する路面電車「駅前大橋ルート」と新しい広島駅のりばが、2025年8月3日に開業しました。
広島駅南口は、広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が一体となり再整備が進められてきました。
駅ビルオープンと駅前大橋ルートの開業で大きな節目を迎えしたが、事業としてはまだ続いていきます。
広島電鉄は的場町交差点の旧本線と比治山線の一部を活用し、
紙屋町・八丁堀地区と皆実町、広電本社前を経由する循環ルートの運行を予定しており、軌道や電停の改良を行っています。
2026年3月28日の開業予定です。
前回の状況です。
事業概要と今後の整備
【広島市】: 広島駅南口広場の再整備等
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駅前大橋線計画図(上記HPより)
【広島電鉄】:路面電車 循環線について
循環線開業キービジュアル
(広島電鉄『路面電車 循環線について』(https://www.hiroden.co.jp/topics/2026/0328-loopline_toppage.html)より)
2026年3月28日に開業します。
循環線開業まで1ヶ月 電停などほぼ完成
休止中の的場町電停です。
循環線の運行にあたり、交差点を挟んた電停の配置を入れ替えました。(電停を交差点の手前から交差点の後ろに)
上屋の整備も進んでおり、駅前大橋ルートに新設された松川町のようにガラス張りの背板まで設置が完了しています。
全面ガラスは駅前大橋ルート内の特別仕様かと思いましたが、そうではないようです。
黒い塗装とガラス張りのパッケージは今後整備される電停のスタンダードになりそうですね。
外回り側の電停から内回り(紙屋町方面)を。
駅前大橋ルート開業前までは、ここを右折する軌道しかありませんでした。
内回りの的場町電停。
勾配区間に設けられる電停です。
循環線のみが通る区間を西に進み、稲荷町電停に向かいます。
本線が合流する稲荷町電停です。
駅前大橋ルート開業後の休止期間を利用し、従来の電停と同じ位置で大型化・美装化されました。30mの5連節車両が収まる長さです。
ここは交差点内で統一が図られており、他の系統の稲荷町電停と同じ仕様(上屋形状)になりました。
少し移動し、循環線と駅前大橋ルートの5号線(比治山線)が合流する比治山下交差点へ。
交差点内は分岐器設置のため軌道ブロックが置き換えられましたが、その先は従来通りの石畳です。
駅前大橋ルートの軌道にコンクリート舗装
駅前大橋ルート上の松川町電停付近です。
長らく未舗装の状態が続いたのは、時間をかけてバラストを含めた路盤を安定させるためとのこと。
石畳は街の印象をを古く見せてしまうので、コンクリートの方が好みです。
松川町交差点から稲荷町方面。
この区間は未施工でした。
稲荷町から駅前大橋の間も未施工です。
現状は自動車の進入を防ぐための防護工が置かれている関係か、
当区間を走行する電車は速度を抑えて走行しているように感じますが、どうでしょうか?(20~30km/h)
舗装の完成後は法定の40km/hでの運行が可能となり、広島駅発着列車がよりスムーズになることに期待します。
最後は、廃止された猿猴橋町付近。
まだ撤去の動きはありませんでした。
軌道敷の撤去後は車道へ転換し、現在の車道空間を活用して歩道を拡張する工事が予定されています。
▼今後のスケジュール
| 2025年3月24日 | ・広島駅新駅ビル開業 ・広島JPビルディング接続デッキ、Cブロック接続デッキ供用開始 |
| 2025年8月3日 | ・路面電車駅前大橋ルート営業運転開始 |
| 2026年3月5日 | ・Aブロック接続デッキ供用開始 |
| 2026年3月28日 | ・路面電車循環線の営業運転開始 |
| 2028年春 | ・2階にぎわい広場供用開始 |
| 2029年春 | ・南口交通広場(バスエリア・マイカーエリア)の供用開始 (利用可能なエリアから順次オープン) ・Bブロック接続デッキ供用開始 |
(広島市『広島駅南口広場の再整備等 事業概要』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/living/doro-kotsu-kasen/1021408/1005978/1016970.html)より加工して使用)



















