少し前の話になりますが、8月31日に市役所にて
広島駅南口広場の再整備に関する検討委員会の初会合が開かれ、
主に広島電鉄の駅前大橋線について議論されました。
最近の中国新聞によると
路面電車のホームやバス停、タクシープールが駅舎と離れており狭いこと、
そこへ歩行者やタクシーを待つ人、自転車が混在し危険、
駅舎から電亭・バス停・タクシーまでが遠く、屋根もないこと
南口広場のスペース不足
など課題を挙げ、
乗り継ぎの利便性向上、バリアフリー、そして広場の狭さを解消するには
広電駅前大橋線の地下化及び高架化する方法もあるとの意見も出たそうです。
ようやく一歩ずつですが動き始めたような感じですね。
計画が表に出てもう何年も建っているのにまだこの段階の議論か。。。とは思いますが
これから堅実に早急に事業を計画、実施してほしいものです。
さて、こうして改めてみてみるとこのルート変更にあたって、
乗り越えなくてはならない課題が結構あるものですね。。
歩行者と自動車、電車の分離の解消法として
広電を地下または高架で広島駅につなげるという提案について
以前からこの構想はありましたが、事業費・工期が莫大になり過ぎないでしょうか。
私の以前からあった考えは、
あの、南口を出てすぐ正面にある地下への入り口にフタをするような形で地盤を作り
その上へ新たなターミナルを造ります。
そうすればバス停、タクシー乗り場のレイアウト変更を最小に抑えることができると思うのですが。
いや、改めて考えてみるとフタをするために階段をつぶして柱の基礎を立てなければいけなかったり、
代わりの地下への入り口を新たに掘ったりと、余計にお金かかりそうな感じです。。。
自分でも何が言いたいのか分からなくなってきましたが、
地下は特にお金がかかりますし、将来広島駅の自由通路化もあることから
高架化にするのがいいのではないでしょうか。
橋上化された広島駅とノンステップで直接行き来できるようになればかなり便利になります。
橋上化され自由通路ができる広島駅、北口には新たなタウンも生まれつつある中、
この計画は何としても早急に実現しなければならないものだと思います。
駅本体の改修もあるので開通目標が17年度なのはしょうがないですが、
また延期なんかにはならないよう、
行政がリーダーシップをとって周辺住民への説明をしっかりやっていただきたいですね。