普段はタイトルに個人的感想はあまり入れないのですが、今回ばかりはお許し下さい。
3月29日の中国新聞によると、1989年に西区扇で開かれた海島博跡地(市有地)の売却先が地場流通のイズミになることが分かりました。
【中国新聞】:広島西部 大型店ラッシュ
(2013/03/29付 中国新聞朝刊紙面より)
売却されるという話は今月7日の新聞で初めて明らかになりました。
広島市、南道路出口の海島博跡地を売却へ
13年度開通予定の広島南道路の出口が隣接し、家具販売のIKEAを始めとする中国地方初出店の店舗になることを期待していたのですが、まさかイズミだとは…。
中国新聞にもある通りイズミは2014年度に廿日市下平良にゆめタウン廿日市をオープンさせます。
2015年度には西風新都石内東地区に広島府中を上回る規模のイオンモールがオープン予定。
西風新都のイオンモールにはすでにウンザリさせられていたのですが、この近距離でしかも南道路の開通で期待の大きかった海島博跡地まで郊外大型ショッピングモールになるとは。
本当に落胆しました。。
似たようなモールが乱立し本当に面白みのない街になってしまいます。
ただ一つだけ擁護するなら入札価格ですね。
先日の報道ではこの地区の落札予定価格は33億9000万円でした。
一般競争入札でイズミが提示した落札価格は67億8000万円。
ぴったり2倍ですね。
イズミの他4社が参加したようで、他にどのような企業が名乗りをあげていたのか非常に気になりますが、
得られた売却益は広島駅南口再開発などの事業費に充てられるそうです。
このご時世建物が豪華になることは考えにくいですが、せめて南口広場ひいては駅ビルの建て替えに弾みが付くものとなればいいですね。