広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、北口広場の再レイアウトを行う工事が始まっています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回7月中旬の様子はこちら。
広島駅北口広場改良工事 2014.07(Vol.10) 杭打ち
今回は新幹線口屋上駐車場と繋がるエレベーター棟から、改良中の広場西半分を写した画像から紹介していきます。
前回のレポで、工事のための仮レイアウト変更が行われたことを取り上げました。
お盆休みを迎え長距離バスののりばには列ができているところもありました。
駅ビル増築とペデストリアンデッキ建設のために閉鎖されている区画では、ほとんどの部分で舗装が剥がされて大工事の様相を呈してきました。
前回掘削機が入って作業が行われていた増築部分では、この通り手前側の基礎が姿を現していました!
この部分は場所打ち杭ではなく、既製のコンクリート杭基礎が採用されました。
長方形に鋼矢板(地面に埋め込まれた茶色の壁)が施してありますが、これがほとんど増築部と同じ平面になるものと思われます。
地上に降りました。
駅舎の壁面にある「広島駅 HIROSHIMA STATION」の文字が綺麗に書きなおされている事にあとで気が付きました。
仮囲いの透明になっている部分から中を覗いてみました。
2年後にはここも建物内です。
南口との連絡通路の入口へ進みます。
途中閉鎖されている区画がよく見えたので、先ほどのエレベーター棟の方向を撮りました。
新しく建設されている自由通路の出口は画像の中央辺りに出来る予定です。
現在駅の南北を連絡する地下の自由通路の入口ですが、階段の周りにあった屋根が撤去されてかなり雰囲気が変わっていました。
さらに、近くにはこのような掲示も。
なんと今年の9月1日から来年の2月末まで(予定)、地下通路への階段が使えなくなるようです。
すべての利用者が階段の隣にあるスロープを通行することになるとのこと。
人の往来が激しいですからかなり混雑しそうですね。
北口広場の北西、ホテルグランビア付近まで移動しました。
右手に広島駅北口、奥に若草町の再開発ビルといった構図。
グランビアのすぐ側を通る歩道が閉鎖されました。
以前も紹介した通り(画像)デッキと増築部の工事を行う車両を通す搬入路になっています。
ここの歩道上をペデストリアンデッキが通ります。グランビアの建物とはギリギリではなく少し間隔(数メートル)を取っているそうです。
色々資材が保管されていますね。
グランビアの入口付近から撮ったものがこちら。
お盆休み終盤のこの日は、やはりいつもより自家用車の送迎が多かったですね。
広場のほぼ同じ位置から東西の道路へ出て行くバスとマイカーのために、縦にスリットの入った偏光式の信号機が設置されていました。(前からでしたっけ?)
バス用と一般用で分けて制御されています。
今回は以上です。次回も大きな変化に期待したいです。
ペデストリアンデッキは今年度末にグランビア側の西ペデとそこへ至る東西ペデの西側が、
来年度末までに中央デッキと東西ペデの東側が施工されて完了する予定です。
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