広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2015.06(Vol.25) デッキ一括設置へ準備
7月7日の深夜から8日の早朝にかけこの区間を通行止めにして、通りを一気に越える橋桁の一括架設が行われました!
“広島駅北口近くの住人”さんにいただいたコメントによると、タイヤのたくさんついた移動式のクレーンでスライドさせたようです。
(レポートありがとうございます。)
近くまで移動してみます。
やはり景色は一変しましたね。
最終的には横断歩道も廃止されるので、歩行者の導線が2階に移る現実味を実感します。
この橋桁の南側にはホテルグランヴィアに沿って階段とエレベーターが設置されます。
それらしい鉄骨も既に確認できますね。
北側にもデッキから西向きに降りるように階段が設けられます。
こちらは橋桁の設置前から姿を現していたようです。
車道上の信号機は直接デッキに取り付けられていますね。
ホテルグランヴィアの東側はますます工事が進みます。
バス乗り場の方からホテルに抜ける通路が少し北側に変更になりました。
まだ点字ブロックが残っているので以前の通路の位置がよく分かると思います。
若草町再開発で誕生した「グランアークテラス」から、今載せた辺りを見てみます。
ペースはそこまで早くないですが次第にペデストリアンデッキらしくなってきました。
背後にはまもなく最上階に達する中区上八丁堀の「ザ・パークハウス広島タワー」がはっきりと見えるようになりましたね。
広場中央のデッキ建設も進みます。
中央ペデストリアンデッキの終点、JR西日本広島支社の前では掘削に使用する「安定液」のプラントも登場し本格的な基礎工事が始まりました。
階段とエレベーターの設置が決まっており、住民からはエスカレーターの設置も要望される場所です。
北口に増築される商業施設の真ん中と結ばれ、広島駅の南北自由通路とも接続します。
Bブロックの西棟が短時間で高さを増してきているのがはっきりと分かります。
「グランアークテラス」からデッキを渡り広島駅に向かって進みます。
将来的にはここから段差無しで建設中のあのビルまで行けるようになります。凄まじい変化です。
シェラトンホテル入り口前のデッキから北口ビルの方向を。
こちらも景色が大きく変わっていました。
建設されるペデストリアンデッキの基礎杭の施工はほぼ終わっており、5月まで使用していた屋上駐車場へのエレベーター棟は2階くらいの高さまで解体されています。
新幹線ビル内から行き来していた扉が残されて丸見えになっています。
ちなみに画像は1週間前に撮影した画像でして、先日確認したところこのエレベーター棟はほとんど姿形が無くなっていました。
これがあると増築工事ができないですから本当にあっという間でした。
もうすぐ増築ビルとデッキをこちらに伸ばす工事が始まりますね。
今だからこそ分かるのはこの断面です。
2階レベルを見るとかなり広島駅の面積が広がるのが分かります。
今回は以上です。
一つの大きな節目を越えました。