JR西日本と中国SC開発は、広島駅で進めている橋上・高架下開発で整備する商業施設「ekie」(エキエ)の第2期となる店舗の概要を明らかにしました。
「ekie」の第1期は昨年10月、同時に全面開通した自由通路に面する線路上空部分に、
化粧品や雑貨を中心に扱う「ザッカマルシェ」としてグランドオープン。
第2期は「NORTHエリア」と位置づけられた新幹線高架下の1階部分に、
飲食店21店舗で構成される「ekie DINING」(エキエダイニング)として、3月29日(木)にオープンします!!
第1期「ザッカマルシェ」オープンの時の記事。
【JR西日本】:「ekie(エキエ) DINING」 2018年3月29日オープン!
昨年10月末、線路上空部分の第1期がオープンし非常に大きな話題となりました。
約半年後となる今年3月末、いよいよ第2期がオープンとなります!
当初のリリースで2階はみやげ物店と飲食、1階はご当地メニューを取り揃えたグルメゾーンと発表されていた通りで、
2階のみやげ物エリアより先に1階のグルメゾーンがオープンすることとなりました。
店舗数は21店舗。
このうち11店舗が中四国初や新業態の店舗で、都市玄関口らしく16店舗が広島の地元企業となっています。
特にお好み焼きを代表とする広島のご当地グルメは、「廣島ぶちうま通り」と呼ばれるゾーンに集積させ、屋台街のような雰囲気で賑わいを創出するとのことです。
場所は自由通路から北口1階への階段を降りてすぐ右手側一帯の1,800平方メートル。
自由通路整備前は、2階コンコースへ上がる旧階段があった付近から東側ほぼ全てのエリアです。
ちなみに、まだ一帯が閉鎖される前に撮影した対象エリア内の様子。
以前は左側にみどりの窓口やフタバ図書などが並んでいました。
撮影しているエスカレーター横の通りが、「廣島ぶちうま通り」となります。
是非、平面図と見比べて見てください。平面図右下の階段・エスカレーターが、この画像に写っているものです。
増築されている分、以前よりもかなり広くなりますし、撮影時の殺風景な状態からは想像もつかないほどの変化になりそうです。
店舗は、「酔心」、「かなわ」といった広島を代表する郷土料理の店や、定番のお好み焼き店に加え、
県内外、中四国内外のグルメが集まっており観光客だけでなく我々広島に住んでいる人でも行ってみたくなるのではないでしょうか。
「ekie」第2期、「ekie DINING」は、3月29日(木)のオープン予定です。
リリース資料には、さらに先の3期以降の概要も少し記載されています。
(上記資料より)
【第3期】(2018年秋頃、開業予定)
- 「NORTHエリア」2階の新幹線改札口の目の前に、広島のみやげ物売場を展開
- 2階にはこの他、駅利用者にニーズの高い軽食や、仕事帰りの一杯飲みニーズに対応する飲食ゾーン「エキエバル」を展開
- 「NORTHエリア」1階の旧フィットネスクラブ跡に、「ekie DINING TERRACE」(エキエ・ダイニングテラス)として飲食ゾーンを展開
楽しそうなエリアです!
中でも気になるのは、初めて明らかにされたフィットネスクラブ跡の店舗。
「エキエダイニングテラス」と名付けられ、ここも第2期の「エキエダイニング」と並ぶグルメゾーンになるようです。
「テラス」と名付けられているのは、他のエリアとは何らかの違いがあると言うことでしょうか。
現在のフィットネスクラブ跡を思い出してみると、、、
これは私の予想と期待ですが、写真の線路側に突き出した部分をそのまま店舗として使用し、
半屋外で広島駅を往来する列車を見ながら食事が飲めるようなゾーンになれば非常に面白いです。
■追記(2018/04/01)
後に、この部分は店舗にならないことが判明しました。
【第4期】(2019年春以降、開業予定)
- 「WESTエリア」1階、現在の「新幹線名店街」に、通勤通学や出張で訪れた利用者向けの食料品ニーズに応える売り場を展開
これからの広島駅の変化も見逃せません。