コメントでAさんに教えていただきました。情報提供ありがとうございます。
広島駅北口の二葉の里に立地する「広島パレスビル」が、19階建てマンションに建て替えられることが分かりました。
情報を確認しに、現地に足を運んできました。
「広島パレスビル」は、県道84号「二葉通り」に面する6階建てのビルで、賃貸住宅の他、中堅ゼネコンの「鉄建建設」の広島支店などが入居していました。
現地看板などから分かった建て替え計画などをご紹介します!
広島駅北口を出て西に進み、区画整理された1街区内の分譲マンション「クラース二葉の里テラス」付近から、振り返ります。
左奥が広島駅です。
建設中の「(仮称)二葉の里プロジェクト」(大和ハウス複合棟)、「ホテルグランヴィア広島」などが確認できます。
右手の建物が、「広島パレスビル」です。
二葉通りを挟んだ目の前には、イズミ本社(ゆめマート二葉の里店)と、イケアが取得した土地が広がります。
広島駅側から。
冒頭に書いたとおり、賃貸住宅のほか鉄建建設の広島支店も入居していました。
1973年に竣工したビルだそうです。
入口付近。
既にビルにはバリケードが設置され、入れない状態になっていました。
付近に掲示されていた「建築計画のお知らせ」です。
【(仮称)広島市東区二葉の里一丁目計画 新築工事】
高さ59.95m、地上19階
住戸数:126戸
敷地面積:2,410.05平方メートル
建築面積:998.95平方メートル
延床面積:12,336.35平方メートル
着工予定:2019年3月15日
完了予定:2021年7月31日
建築主:株式会社マリモ、三菱地所レジデンス株式会社、鉄建建設株式会社
設計者/工事監理者:夢工房建築設計室
工事施工者:鉄建建設株式会社
すぐ北西には「クラース二葉の里テラス」が建っています。
2016年2月の竣工を前に116戸が完売しました。
急速に発展する広島駅周辺地区にあり、ゆめマート等の生活利便施設も近くで「クラース二葉の里テラス」と同様に人気となるのではないでしょうか。
126戸で延床も1万平方メートルを超えるので、同じ19階クラスのマンションと比べても大きめの規模となります。
2019年3月着工、2021年7月の竣工予定とのことです。
このビルのすぐ裏手で工事に着手しているのが、JR西日本が手がける「広島二葉の里NKビル」です。
駐車場となっていた土地に10階建てのホテルを建設する計画です。
2019年5月の竣工予定となっており、株式会社リブ・マックスが運営する「(仮称)ホテルリブマックス広島駅北」が開業する事になっています。
道路の反対側から敷地を写します。
囲いで覆われた敷地の背後に見えるのが、この度建て替えられることが分かった「広島パレスビル」です。
広島駅の開発による相乗効果により、スクラップアンドビルドが進んでいることを感じます。
今後も注目していきたいです。