広島駅自由通路新築他工事 2018.12(Vol.108) 地下道リニューアルが半分完了!

広島市は、JR西日本とUR都市機構と共同で、JR広島駅の大規模改良工事を進めてきました。
①南北自由通路の整備、②橋上駅舎・線路上空店舗の建設、③駅北口ペデストリアンデッキの整備、④北口広場の再整備etc.
これらを一気に整備する”50年に一度”と言っても過言ではない大型プロジェクトでした。

自由通路の全面開業、新幹線高架下エリアの開業までがこの事業であり、
現在はエキナカ商業施設「ekie」の店舗開発が進められています。
第3期エリアとして、主に新幹線高架下のエリアにおみやげや軽飲食をメインとした48のお店が、9月6日にオープンしました!

前回の状況です。

広島市は、JR西日本とUR都市機構と共同で、JR広島駅の大規模改良工事を進めてきました。 ①南北自由通路の整備、②橋上駅舎・線路上空店舗の建設、③駅北口ペデストリアンデッキの整備

今回のメインは改札内地下通路の状況です。
11月10日、地下通路で続けられていた改装工事が半分完了し、リニューアルした通路が通れるようになりました!!

これまで分離された通路の西側(岩国方)でリニューアル工事が行われていました。
これが11月11日に切り替わり、西側の新しい部分が通行可能になったというわけです。

 

南口の在来線地下改札口付近から、地下通路北口方面です。

 

1枚目の画像の右側が従来(リニューアル前)の状態です。
2枚目がリニューアル後の通路になります。照明の色も明るさも全く違いますね。

壁面の化粧板、照明が新しくなり、天井が塗り替えられました。

当然ながらメインの人の流れは新設された2階の南北自由通路に移っているので、リニューアルの度合いとしては最小限です。
新幹線改札付近のような、”とても同じ場所とは思えない”とまではいかないです。

それでも元の通路より明るく清潔感が大きく向上し、とても歩きやすくなりました。
放って置かず最小限でも改良してくれるのは嬉しいですね。

 

リニューアルした西側半分が開通し、工事エリアは反対の東側に移りました。

 

このように通行できなくなっています。

 

少しじっくり見てみましょう。

 

単にLEDを取り付けるだけでなく、柔らかい印象を与えるためパネルで隠して間接照明にしています。

 

更に、足元に目を移すと化粧板のつなぎ目に、このような金属のパネルが取り付けられていました。

 

広島の県木であるもみじの葉が反射で浮かび上がるようになっています。
細かいおもてなしですね。

在来線改札内地下通路は、2019年3月末に東側もすべてリニューアルが完了する予定です。

 

変わってこちらは北口1階改札外コンコースの状況です。
ちょうど先程の地下通路から北口方面に進み階段を上がった改札のあたりから撮影しています。

”ekie第4期”となる予定の、旧新幹線名店街のエントランスだった場所です。
「ekie おみやげ館」の開業によって、今年9月2日に閉店しリニューアル工事に入りました。

広島市は、JR西日本とUR都市機構と共同で、JR広島駅の大規模改良工事を進めてきました。 ①南北自由通路の整備、②橋上駅舎・線路上空店舗の建設、③駅北口ペデストリアンデッキの整備

 

ここで基町高校の生徒が、「復興ライブアート」として11月9~11日の3日間で実際にここで描きあげた巨大なパネルが展示されています。

 

 

色々な意味が込められたこのアート。
2019年1月まで見られるそうです。

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