JR西日本は、2020年9月以降を目処に、広島エリアと岡山・福山エリアの駅に、
「駅ナンバー」を導入することを明らかにしました。
広島エリアで対象となる駅は、山陽線糸崎駅~岩国駅、芸備線広島駅~狩留家駅、呉線・可部線の全区間で、延べ79駅に上ります。
2015年春、新型車両227系「レッドウィング」とともに、広島シティネットワークエリアには路線カラーと路線記号が導入されており、
今回の「駅ナンバー」が合わせて導入されることで、海外から来訪する来訪者に対するサービス強化を図ります。
【JR西日本】:広島エリア5路線79駅への「駅ナンバー」の導入(PDF形式 197キロバイト)
広島エリアは路線ごとに色が決まっています。
その色の英語の頭文字が路線記号となっています。(山陽線:赤=Red=Rなど)
駅ナンバーはその路線記号に、広島駅を起点01としたナンバーを付加したものになるようです。
下記は、岡山・福山エリアの概要です。
【JR西日本】:岡山・福山エリア8路線82駅への「駅ナンバー」の導入(PDF形式 952キロバイト)
JR西日本管内では、2016年から近畿エリアで駅のナンバリングが行われてきました。
広島エリアは、近畿エリアと同じ2015年から「路線カラー」と「路線記号」が導入されており、
その時点で近畿と同じタイミングでナンバリングが行われてもおかしくありませんでしたが、遅れること4年。広島・岡山でも導入となりましたね。
現在はコロナの影響で異常な状態が続きますが、
日本語のわからない外国人観光客にとっては、簡単なナンバーがついていた方が非常に心強いですよね。
導入を歓迎したいです。
広島エリアに限ると、広島電鉄はすでに全駅・全電停にナンバーを導入しています。
一方、アストラムラインは未導入です。
複数の事業者間でも横断的に駅を区別できるよう、将来的にナンバリングされれば理想的ですね。
ただ、一つ気になったところが。
岡山・福山エリアの表示対象箇所は「ひらがな駅名標 ・海外向けWEB ページ路線図 ・自動放送」と記載されているのに対し、
広島エリアの資料には「自動放送」がありません。
英語放送は導入されているとはいえ、降りる駅を判断する時にナンバーを言ってもらった方がより分かりやすいのですが、この差はなんでしょう。。