広島市サッカースタジアム等整備事業 2024.05(Vol.22)

2024年2月に開業したエディオンピースウイング広島。
サンフレッチェの今シーズンからの新たな本拠地として、今のところ試合日はすべて完売御礼となる注目ぶりです。

建設地となった広島市中央公園ではPark-PFI制度を活用し、NTT都市開発を代表として、
スタジアム本体の東側で引き続き芝生広場の整備が進められています。
新たに「ひろしまスタジアムパーク」として、園内の商業施設「HiroPa(ヒロパ)」とともに、
2024年8月の開業を目指します。

 

 

樹木や天然芝も。園内の造成進む!

【公式】:ひろしまスタジアムパーク | HIROSHIMA STADIUM PARK

【NTT都市開発】:「ひろしまスタジアムパーク」始動~ティザーサイトおよび「HiroPa」出店テナント公開!~

完成イメージ
(NTT都市開発『広島市中央公園「広場エリア(新サッカースタジアム隣地)」の整備着工、
商業施設名称を「HiroPa(ヒロパ)」に決定~広島市都心部にさらなる賑わいと憩いを生む”都会のオアシス”へ~』(https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n26581.html)より)

 

城南通り南西側から、スタジアム東側の芝生広場を目指します。

 

 

スタジアム3階のコンコースから。
3週間ほど前の写真ではありますが、この時点で園内の建物や樹木の整備がかなり進んでおり、
公園としての形に近づきつつありました。

 

芝生広場は、もちろん天然芝。
ブロックになった苗が植えられています。

 

 

スタジアム開業以来、この東側の空間は殺風景な工事現場という印象が強かったと思いますので、
完成して青々とした芝が広がる景色となればかなりイメージも変わりそうです。

 

 

園内の商業施設「HiroPa(ヒロパ)」

広場内の商業施設も完成が近づいています。
テナントの一部は下記の通り先行公開されました。

エリアマップ(NTT都市開発『「ひろしまスタジアムパーク」始動~ティザーサイトおよび「HiroPa」出店テナント公開!~』(https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n26679.html)より)

 

HiroPa先行公開テナントリスト(ひろしまスタジアムパーク『キービジュアルおよび「HiroPa」出店テナント公開!』(https://www.hiroshima-stadiumpark.jp/news/post-681/)より)

 

北側のパークオフィス(E,F棟)。

 

スタジアム南東側、Aゲート付近に移動しました。

 

 

ペデストリアンデッキがから直接繋がるように整備されているA棟。
A棟の目玉は、木育をテーマにしたファミリー向けアミューズメント施設「kiondひろしま(キオンドひろしま)」。
国内で2箇所目の開業となります。

 

東に向けて進みます。

 

A棟に隣接して整備されるB棟。
アミューズメント施設運営を行うプローバグループが、
サウナ、書斎ラウンジ、フィットネスを備えた複合施設「ベネッセレ広島店」を開きます。

kiondひろしまも含め、ここで時間を過ごす”コト消費”を打ち出したテナントが嬉しいです。

 

東側のペデストリアンデッキに登りました。

 

ここに見えるのはC,D棟。
主に首都圏で展開しているコーヒーチェーンの「NORTHLINK(ノースリンク)」「GARDEN HOUSE(ガーデンハウス)」が、中四国地方で初進出します。
こちらは飲食のエリアですね。

現状は公園に立ち入ることはできないため、賑いも試合が開催される日限定ですが、
ゲートパークからペデストリアンデッキ直結で、
非日常な過ごし方ができる新生中央公園「ひろしまスタジアムパーク」。

未発表のテナントは今後追って公表される予定です。
休日はゲートパークと同様、幅広い年代で賑わう空間となることを願います。

広島スタジアムパークは、2024年8月の開業予定です。

 

 

広島城三の丸歴史館着工

広場の東側ペデストリアンデッキを渡り広島城方面に向かいます。

 

広島市は、広島城に隣接した旧観光バス駐車場一帯を活用した「三の丸エリア」の整備計画を進めています。
ここでもPark-PFI制度を活用し、飲食・物販や観光案内、展示収蔵機能を持つ「広島城三の丸歴史館」や、多目的広場などを2024年度から2026年度にかけて段階的に整備する計画です。
「広島城三の丸歴史館」は、2025年度後半に閉館する広島城天守閣の代替展示機能も担います。

 

広島城三の丸歴史館は、北側の天守閣を望む場所に整備。

【NTT都市開発】:歴史を生かす、魅力ある都市空間への新しい旅の始まり!~広島城三の丸エリア いよいよ着工~

2024年3月にこちらも着工しました。
まずは第1期工事として、デッキのスロープより南側の商業エリア及び駐車場の整備を目指します。
最終的に、閉館する広島城天守閣の展示機能の代替を担う「三の丸歴史館」が完成するのは2026年10月となる予定です。

 

広島城三の丸エリアの一連の施設の完成時期は下記の通りです。

名称 整備者 開業予定
広島城三の丸第1期エリア
(飲食・物販等)
広島城
アソシエイツ
2025年3月
広島城三の丸第2期エリア
(カフェ・多目的ステージ等)
広島城
アソシエイツ
 2026年9月
広島城三の丸歴史館(収蔵展示) 広島市 2026年10月

 

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