謹賀新年 2025年の広島展望と新作動画について

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 

昨年も様々な変化が広島にもたらされました。
中でも特筆すべきものといえば、やはりエディオンピースウイング広島の開業でしょう。

全国でも稀に見るまちなか立地と、多種多様な観戦スタイルや総合演出はこれまでサッカー観戦に縁がなかった人々を呼び込むことに成功し、新しい街の楽しみ方を創出しました。
アクセスのしやすさはやピッチとの近さはアウェイチームのサポーターからも大きく支持され、チケット入手が困難な状況が続きました。

今年はチケットのリセール機能等の充実や演出のさらなる進化を図り、男女のアベック優勝を期待したいです。

 

さて、2025年に大きな大きな節目を迎えるのは、やはり広島駅。
新しい駅ビル「minamoa(ミナモア)」の開業です。

新年に、これまでの変化を振り返った動画を公開しました。

広島駅は2012年頃から、南北自由通路の整備など一帯であらゆる工事が行われてきました。
駅ビルの建て替えはその集大成であり、路面電車駅前大橋線は広島の都心交通の改善に向けた悲願でした。

従来の駅ビルの倍近い床面積を誇る商業施設は、紙屋町・八丁堀地区、郊外ショッピングモールの商圏競争に加わる新たな選択肢です。
どちらかと言うとファッションやコスメ、アクセサリーで秀でた紙屋町・八丁堀への影響が懸念されますが、そこは駅前大橋線を始めとする都心公共交通による回遊性の向上で、
エキとマチ2つの核が一つの都心エリアとなり、良い新陳代謝によって求心力を高めていってほしいです。

 

その紙屋町・八丁堀地区では昨年、大型プロジェクトの「基町相生通地区市街地再開発事業」が着工しました。
平和公園へのインバウンドの集中を追い風に、ホテル新築も相次いで行われています。
観光の勢いは目を見張るものがある一方、ビジネス需要を掘り起こし定住人口を増やすことこそ、市外県外への人口流出に歯止めをかける上で必要なことです。
ハード整備だけでは解決しないのが一筋縄ではいかないところではありますが、
引き続き多面的な取り組みに注目したいところです。

改めまして、本年も宜しくお願い申し上げます。

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