謹賀新年 2023年の広島

2023年、令和5年になりました。

あけましておめでとうございます。
旧年中は広島駅周辺で本格化する半世紀に一度の大工事や、サッカースタジアムの建設、そごうや三越・天満屋等百貨店の今後を取り巻く将来の話など、話題に耐えない一年だったかと思います。
皆様の注目度も高く、多くの方々にご覧いただいて大変お世話になりました。

このところは、なかなかタイムリーにブログを更新できず申し訳ありません。
引き続き追跡取材は欠かさず、可能な限りこのブログに情報を集めていきたいと思いますので、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

今年の広島をプレビューしてみると、目が離せないものばかりです。

 

広島駅南口再整備

事業規模的にも最も大きいものはやはりこちらでしょう。

広島市とJR西日本、広島電鉄の3者は、広島駅南口広場の再整備を進めています。 従来の駅ビル「ASSE」は建て替えのため、2020年3月に閉館しました。 建て替えられる新ビルは地

2025年春の開業に向けて現在は鉄骨躯体の構築の真っ只中です。
設備・内装工事もあるので、今年の間にはおおかたの全体シルエットは形になるのではないかと思います。

 

広島市サッカースタジアム(広島スタジアムパーク)

紙屋町・八丁堀地区では、こちらも街の目玉、サッカースタジアムが建設中。

Jリーグサンフレッチェ広島の新たな本拠地となるスタジアムが、2022年2月に広島市中区中央公園で着工しました。 広島市が主体となり整備するこのスタジアムは3万人収容で、マツダ

スタジアム本体は今年中に完成する予定で、その後ペデストリアンデッキや広場エリアの整備が続けられます。
今年、しっかり出来上がるまで見届けたいですね。

 

基町相生通地区第一種市街地再開発事業

広島市中区の相生通沿いで計画されている「基町相生通地区第一種市街地再開発事業」について、 3月3日付けで広島市の都市計画決定が告示されました。 本再開発事業は、市営基町駐車

広島市が紙屋町・八丁堀地区の活性化の「リーディングプロジェクト」に位置づける再開発です。
昨年10月に施工認可され、2023年度中に権利変換計画認可と工事着手を予定します。
2027年度から2029年度にかけて段階的に竣工する予定です。

 

東広島・安芸バイパスの開通

国土交通省中国地方整備局は、広島市と東広島市を結ぶ国道2号「東広島・安芸バイパス」の整備を続けています。 「東広島・安芸バイパス」は現在、瀬野西IC~海田東IC間のみ供用して

2022年度中(2023年3月末まで)に開通予定です。
長年の課題、広島市東部地区の道路アクセスが飛躍的に改善します。
山陽自動車道がトラブルで通行止めになった際の代替経路として、この路線の全線開通には大きな期待がかかります。

 

まちづくりとは少し違いますが、今年の5月にはG7サミットがここ日本の広島で開催されます。

ロシアの許されざるウクライナ侵攻で、ますます広島開催の重みが増すことになりました。

 

県外ではありますが個人的に非常に興味を持っているのが、北海道と栃木県。
北海道ではプロ野球ファイターズの新しい本拠地「エスコンフィールド北海道」が開業します。
栃木県では8月に国内初の本格的な新設路線となる「芳賀・宇都宮LRT(ライトライン)」の開業が待ち受けます。

これまで、広島はボールパークと路面電車では国内のリーダー的存在だったわけですが、
それらが覆る一年になりそうです。^^;
決してネガティブに捉えることではなく、業界全体が理想的な方向に進む契機にもなり得るわけですから、引き続き目の前の課題に対して改善の知恵を絞り声を上げていきたいです。

 

今年もよろしくお願い致します。

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