広島駅北 二葉の里5街区再開発 2018.02(Vol.21) 開放感あふれる広島テレビ

広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区”5街区”は、
2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エネコム)の3社グループが取得しました。
エネコムの「EneWings 広島データセンター」は2016年12月に開業し、
現在は2018年3月の竣工を目指す広島テレビの新本社ビル、
2019年3月の竣工を目指す大和ハウスのオフィス・ホテル・商業の複合棟(地上20階、約91m)が建設中です。
【CBRE】:広島二葉の里プロジェクト_物件概要
二葉の里5街区の続報。ホテル・オフィスの詳細など

広島テレビ新本社ビルには、700平方メートルの無柱空間を2フロア備えた「広島コンベンションホール」が18年6月に開業する予定です。

【公式】:広島コンベンションホール | 学術会議・株主総会・講演会・展示会・イベント・パーティほか

前回の状況です。

https://ab-hiroshima.com/201801futabanosato1 広島駅北口ペデストリアンデッキ中央部から。

 

広島テレビ新本社ビルは竣工まであと1ヶ月! 外観はほとんど完成に近い状態になりました。
前回から変化下のはビル上部の「広島テレビ」と「HiroshimaTV」のロゴ。
以前は縦のルーバーに直接文字が張り付いていましたが、白いプレートが文字との間に挟まりました。
わざわざロゴを取り外して白いプレートとともに設置しています。
同じような色で思いの外目立たなかったための措置でしょうか?

 

ここ数日、このロゴマークも夜間点灯するようになりました。
昼間は青い文字ですが、夜は白い文字になります。

ロゴマークの下、建物の角の切れ込み。

ガラス製の手すりも設けられたので、間違いなくバルコニーですね。
最上階であり、このフロアの室内の照明や天井も他のフロアと違うので、何か違う用途で使用されるフロアになると思われます。社員食堂とか?

 

ペデストリアンデッキを進み、中間付近から。

ただの空き地だったこの区画が、本当に綺麗になってきました。
広島駅からもよく目に止まります。エキキタと広島テレビ放送のイメージが刷新されます。

 

正面から外観全体を。

全面ガラス張りですが、こうして正面から見ると全て窓になっている訳ではないことが分かります。
スタジオが入る6~7階は窓の割合が少ないです。

 

低層部1~3階に入る「広島コンベンションホール」。

歩道の脇に設置されていた仮囲いが撤去され、1階ファサードがよく見えるようになりました。
これぞカーテンウォールという構造で、本当に全体がガラス張りです。

 

メチャクチャ開放的で、室内のエスカレーターもよく見えます。

 

2重にクロスするエスカレーターがカッコイイ…。

1階の西側に中2階のような空間が存在することを初めて知りました。
画像左側に見切れている空間は「二葉の里通り」と名付けられる公開広場になる予定です。
通りが面する広島テレビ新本社ビルと大和ハウス複合棟((仮称)二葉の里プロジェクト)の両棟の1階には店舗などが設けられ、新たな賑わいを創出します。

 

東側、広島駅に近い部分のメインエントランス。

 

外構の植栽等の工事も進みますね。

 

さて、続いて5街区西側に建設中の「大和ハウス複合棟」((仮称)二葉の里プロジェクト)の状況です。

デカイ!
11階以下のオフィス部分の鉄骨建方がかなり進み、こちら側(南面・西面)は完成時のボリュームに達しました。

ワンフロアあたりの面積は広島最大級のオフィスになります。

 

イズミ本社ビル前から。

なかなかの迫力を感じます。
これで全面ガラス張りですから、完成すればかなりインパクトがありそうです。
広島市は新築オフィスが不足し空室率が3%を切る状態ですから、街並み以前にビジネス事情にも大きな影響を与える存在です。

 

北側から。

 

 

11階以下の鉄骨建方はこの北側を残すのみとなっています。
最上部は12階より上のホテルへ続く構造切り替えフロアとなっており、鉄骨が斜めに取り付けられています。
これは分かりやすいです。

12階から最上階の20階までは、「ダイワロイネットホテル」になります。

 

広島テレビ新本社ビルは2018年3月の完成予定で 秋頃に中区中町から移転を完了させます。
(1~3階の「広島コンベンションホール」は6月開業予定。)

大和ハウス複合ビル(二葉の里プロジェクト)は2019年3月の完成予定です。

 

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