広島大学跡地再開発 『hitoto広島』 2019.08(Vol.13) 宇品方面からの景観など

広島市中区千田町の旧広島大学本部跡地では、「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」として
三菱地所レジデンス他、10の企業グループによる再開発プロジェクトが行われています。

プロジェクトの全体名は「hitoto広島」と名付けられ、2017年10月8日には街開きが行われました。
敷地内ではすでにカーディーラーや学生・留学生向け賃貸住宅などが完成しており、
現在は、残る「hitoto広島 The Tower」の建設が行われています。
2020年4月の竣工を目指す、高さ178.08m、地上53階、免震構造の分譲マンションです。

【公式】:hitoto広島 The Tower|広島大学本部跡地に誕生するタワーマンション


完成イメージ(上記公式サイトより)

前回の状況です。

広島市中区千田町の旧広島大学本部跡地では、「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」として 三菱地所レジデンス他、10の企業グループによる再開発プロジェクトが行われています。

 

まずはイメージ図とほぼ同じ角度となる、北西側駅前通りから。

たけぇぇ…。広島駅前Bブロック(シティタワー広島)やCブロック(グランクロスタワー広島)と比べ、周囲にあまり高い建物がないためか、際立って高く見えます。

 

スマホの皆様へ、縦アングルを。

 

【hitoto 広島 The Tower】
最高高さ178.08m(軒の高さ:177.48m)、地上53階
鉄筋コンクリート造、基礎免震構造
敷地面積:19,869.35平方メートル
建築面積:5,870.72平方メートル
延床面積:79,305.39平方メートル
着工:2017年4月1日
完了予定:2020年4月下旬

ビルの中間ほどまで、足場・ネットが外されてきました。
これぞタワーマンションというノッポなシルエットはカッコいいですが、
今となっては古く感じる全周バルコニータイプが個人的に惜しいポイントです。

 

最上部分を。

先週末の撮影時点で、48階フロアまで構築が進んでいました。
最上階到達まであと少し。

 

これだけ高く目立つので、今回はグッと離れます。
まずは千田公園内から。

青々とした木々の上から顔を覗かせるタワーは存在感ありますね。

 

さらに南下し、中区と南区の境界となる元安川に架かる「宇品橋」へ。

 

 

白いアーチと都市の景観がマッチして美しいです。

 

広島市の「水資源再生センター」や修道高校越しに見る「hitoto 広島 The Tower」。

 

広島市デルタの南部に位置する宇品橋は、広島の都心の高層ビルがよく見えます。

ちなみにこの画像には、広島市の超高層ビルトップ4が全て収まっています。

広島市にある主な高層ビルを高さ順にランキング形式でまとめています。 60m級のビルまで掲載していますが、完全には網羅できておりません。 数値は管理人の独自の調査に基

 

「水資源再生センター」や宇品橋の裏側と絡めてみました。

 

個人的にこうした都市施設から見える超高層ビルが好きですね。

 

まだまだ南下します。

宇品橋を渡り、「広島高速3号線(広島南道路)」の高架橋も見えてきた、出島地区です。

 

ここから見る都心部方面の景観が素晴らしかった!

宇品橋のアーチ、傾斜が美しいです。その背後に点在する超高層ビルも存在感があります。
ここから望遠で見ると、同じ旧広島大学本部跡地に立つ「hitoto広島 The Tower」と「広島ガーデンガーデン(North・South)」も結構離れているように見えますね。

 

全体をパノラマにしてみました。(特大サイズ, 約1.2MB)

左側から元安川、右側から京橋川が合流する河口付近。
いかにも「水の都」らしい情景です。「hitoto広島 The Tower」が高さを増してきて、一気に都市の厚みが増したのではないかと思います。

 

広島駅南口の2棟のタワーもこうしてはっきり確認できます。シンボルですね。

今回はいつもとは違った角度からのご紹介でした。

「hitoto 広島 The Tower」は2020年4月の竣工予定です。

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