広島大学跡地再開発 『hitoto広島』 2019.06(Vol.12) 被爆建物の活用決まる

広島市中区千田町の旧広島大学本部跡地では、「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」として
三菱地所レジデンス他、10の企業グループによる再開発プロジェクトが行われています。

プロジェクトの全体名は「hitoto広島」と名付けられ、2017年10月8日には街開きが行われました。
敷地内ではすでにカーディーラーや学生・留学生向け賃貸住宅などが完成しており、
現在は、残る「hitoto広島 The Tower」の建設が行われています。
2020年4月の竣工を目指す、高さ178.08m、地上53階、免震構造の分譲マンションです。

【公式】:hitoto広島|人とまなび、人とあそぶ街を。

【公式】:hitoto広島 The Tower|広島大学本部跡地に誕生するタワーマンション


完成イメージ(上記公式サイトより)

前回の状況です。

広島市中区千田町の旧広島大学本部跡地では、「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」として 三菱地所レジデンス他、10の企業グループによる再開発プロジェクトが行われています。
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更新頻度が低く申し訳ありません。
そのお詫びではないですが、少し離れたところまで歩いてきました。

駅前通りを吉島方面に進み、元安川に架かる南大橋を渡った中区羽衣町から。

 

最近広島市内のデルタを仕事やプライベートで移動している際にとても感じること、
それはこの「hitoto広島The Tower」がとにかく目立つようになったことです。

1km弱離れたこの場所からも、その高さ・巨大さがはっきり分かるようになりました。

 

赤十字・原爆病院前から。

 

トータテの「広島ガーデンガーデン」ノースタワー・サウスタワーと並んだ、トリプルタワーは流石に迫力あります。
後ほど紹介しますが、すでにトータテの2棟よりも高くなっています。

 

電車通りに面した、西側のアプローチから。

 

 

国道2号線側に周ってきました。東千田公園越しの「hitoto 広島 The Tower」です。

 

【hitoto 広島 The Tower】
最高高さ178.08m(軒の高さ:177.48m)、地上53階
鉄筋コンクリート造、基礎免震構造
敷地面積:19,869.35平方メートル
建築面積:5,870.72平方メートル
延床面積:79,305.39平方メートル
着工:2017年4月1日
完了予定:2020年8月31日

 

すでにメチャメチャ高いです。

 

目測ですが、44階フロアまで到達していました。
階数では「アーバンビューグランドタワー」(43階)を抜いており、高さもそれと同等程度に到達したと思われます。

タワーは53階建てですから、まだあと10階分高くなることになります。
150m位を超えてくるとスケール感が分からなくなってくるほど高いと感じます。

 

低層部は既にネットが外され、外観が見えるようになっています。

 

タワーの東側には3層の自走式駐車場がほぼ完成しているのも確認できます。

「hitoto 広島 The Tower」は2020年4月の竣工予定です。

 

さて、そんな「Hitoto 広島 The Tower」のそばに佇むのが、広島大学だった「旧理学部1号館」の建物。

 

先日報道された通り、この施設の活用方法について
広島大学と広島市立大学が、それぞれの平和研究部門を移転させることが明らかになりました。

【中国新聞】:広島大・市立大が平和部門移転へ


(上記中国新聞HPより一部使用)

 

旧理学部1号館は1931年に完成した鉄筋コンクリート造3階建ての施設で、
原爆の熱と爆風に耐えた被爆建物です。
国立大学だった流れから国の機関が所有していましたが、2013年に広島市に無償譲渡され活用方法の議論が続けられてきました。

2017年、保存費用との折り合いで、E字型の建物の前面のみを残したI字型を保存する基本方針が公表され、
今回、その施設の具体的な中身について明らかにされた形です。

当初は「知の拠点」として市から大々的に活用方法のコンペがなされましたが、
その後の経済情勢などから、今の「交流、住居、福祉、カーディーラー」施設を核とする「hitoto広島」計画が実行に移されています。
そうした中で、僅かではありますが「研究機関」を、被爆建物を活用する形で誘致できたのは、
ベターな現実案として受け入れるべきだと思います。

 

 

広島大と広島市立大の平和研究部門を旧理学部1号館に移転させ活用する方針について、
広島市都市機能調整部は、具体的な開業年次はまだ決めず、どれだけ床面積が必要なのかなどの整備案を練り、”本年度内には計画をまとめたい”としています。

6 comments

  1. みみずく Reply

    ここが世界的な注目を集める平和研究機関になるといいですね。これからの発展に期待したいです。

    hitoto towerの竣工まで一年を切りましたが、広島の元祖タワーマンションであるグランドタワーは大規模修繕に入っていますね。施工会社の五洋建設が1年以上かけての修繕のようで、散歩しながら眺めると、意外と見ごたえがあります。

  2. けん Reply

    高く組みあがってきましたね。江波からも見えたので、中区のどこからでもほぼ見える状況になったんではないでしょうか。

  3. 社会系 Reply

    グランドタワー(43階)やシティタワー(52階)は、
    10階までは商業施設、オフィス、ホテルなどで構成される複合高層ビルです。

    一方で、hitoto広島(53階)は、完全にマンションです。

    その意味で、広島に初めて50階クラス単独マンションが建設されたと言えるでしょう。

    また、広島大と広島市立大が統合して、平和研究機関を建設することも発表されました。
    広島大千田キャンパスも拡充しているようで、
    さらに、平和研究機関が新たにできることで、
    高等研究教育機関が面積を拡大して、都心部に存在することは魅力を高めます。

    共に、広島を都会化させる事業だと思います。

  4. はまっこ Reply

    お〜、素晴らしい写真をありがとうございます。遠方から故郷の写真を見ることが出来て懐かしいです。このプロジェクトが千田町界隈の復活の起爆剤になることを期待しています。ところで、話は変わりますが、サンモールの開発や、ヒルトンの概要はまだわからないのでしょうか。

  5. こいほー Reply

    新幹線からも見えるようになっていました!街に厚み?が出てきてうれしいです。

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