広島市とJR西日本、広島電鉄の3者が進める広島駅南口広場の再整備について、
近頃の物価高騰や工法の変更などの影響を受け、
総事業費が160億円増のおよそ520億円となることが分かりました。
2026年度末としていた事業全体の完成についても、
エールエールA館へのペデストリアンデッキが2028年春、
ビッグフロント広島へのペデストリアンデッキが2028年度末の予定となり、
2年程度遅れることとなります。
駅ビル本体「minamoa(ミナモア)」は、2024年3月24日に開業する予定です。
JR西日本と中国SC開発は27日、広島駅南口の新たな駅ビル「minamoa(ミナモア)」について、
2025年3月24日(月)に開業することを公表しました。
7~20階に入
【Yahooニュース】:広島駅前再整備費、160億円増の520億円に 資材高騰や工法変更が要因 完了は2年遅れの2028年度末(中国新聞デジタル)
- 総事業費は160億円増え、520億円に
- 要因は資材の高騰、労務費の上昇、路面電車高架橋やペデストリアンデッキの工法の見直しなど
- 2026年度末を予定していた南口のペデストリアンデッキは、「エールエールA館」側が2028年春、「ビッグ・フロントひろしま」側が2028年度末に
期間の長い大規模な工事です。これだけ世の中が急速に変化しており、当初から正確に予測する方が難しいかと思います。
市の負担増は当然憂慮すべきですが、この計画の一部を諦めて中途半端になることもまた都市にとって損失です。
なお上記の費用は広島市が主体となって整備(一部をJRや広電に委託)するペデストリアンデッキやバスのりば、タクシー・マイカーエリアの整備に関するものです。
駅ビルの建設費は2019年時点、単体で600億円と言われています。(主にJR西日本負担)
当然これも増額になっている可能性が高いです。
【JR西日本】:広島駅ビル建替えの準備工事着手について
(広島市『事業概要』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/1032/237218.html)より 注釈を追記)