今回からタイトルを少し変更しました。
広島駅新幹線口(北口)改良の様子です。
建設中の南北自由通路と通じるペデストリアンデッキの整備、新幹線口駅舎の増築工事、広場内のレイアウト変更が行われます。
前回の様子。
広島駅北口広場再整備 2014.04(Vol.5) 縮小中・・・
デッキの概要はこちら。
広島駅北口ペデストリアンデッキの詳細など 2016年3月完成!
今回は北口1階の在来線改札口から紹介していきます。改札内地下通路の北口側出口を出てすぐのところ。
画像左手前が土産物店や飲食店が入る「新幹線名店街」です。
以前までは正面となる左奥の方に出口がありましたが、今年2月以来閉鎖されています。
その時建築中だったデイリーインの仮店舗がオープンしていました。
以前の店舗はすぐ隣となる、自動切符売り場の向かいで営業していましたが現在はこのように広い範囲で閉鎖され人がただ通るだけの空間となっています。
北口広場に出るにはこの先を左に曲がったところまで迂回する必要があります。
広場に出てすぐ、自由通路との接続部分あたりを見ます。
閉鎖された内側にクレーンが登場しました。
仮囲いがされているところまで駅ビルが増築され、その手前広場側にペデストリアンデッキが建設されます。
撮影しているポイントもすぐに閉鎖され撮れなくなってしまうので、広場西側にすでに完成している西側デッキへ移動しました。
シェラトンホテルの入口が近くにあります。
もちろんここからデッキには繋がるので、広島駅までスムーズに行くことができるようになります。
屋上駐車場に行くためのエレベーターが写っていますが、こちらも来年頃には解体されるのでしょうね。
代わりのエレベーターが西側に新設されるものと思われます。
今のうちですので、エレベーター塔を上がった所から。
既存の屋根の解体が進んでいます。この囲われた幅だけ新幹線駅ビルが広がるのですから楽しみですよね。
屋上駐車場からもう一枚。
この辺りの状況がかなり変わりました。中央にあったマイカーの市営駐車場が4月14日に閉鎖されました。
もちろんペデストリアンデッキ建設に伴うものです。
まさにこの中央を、向かいのJR西日本広島支社の区画の角までデッキが貫きます。(中央デッキ)
ツイッターで教えて頂いた画像を紹介します。
@urbanhiroshima
広島駅新幹線コンコースに駐車場休止のポスターが!
画像は使用していただいても構いません。 pic.twitter.com/6MQjFiygsn
— うますぃ (@MBA_KKTT) 2014, 4月 7
広場全体は更に狭くなる予定で、整備中はマイカーは待機不可の降車専用となるので注意が必要です。
広場へ降ります。
今後はバス乗り場の位置も変更になります。大変な作業になりますね。
地下自由通路入口付近。
完成時はちょうど真上がペデストリアンデッキになりますね。
通りに面する広場の北側から。
早くも大胆な既存施設の撤去作業が始まりました。
駐車場はデッキが完成するのと同じ2016年3月末まで休止されます。
しばらく降車専用となるマイカーエリアですが、できるだけ混乱が起きないよう周知を徹底する必要がありますね。
最後に中央デッキが到達する、JR広島支社の敷地の角から広島駅の方向を見てみます。
手前の敷地に階段とエレベーターが設置されます。
正面には既存の横断歩道がありますが、これはデッキの完成をもって廃止することが望ましいと思います。
“全く同じ位置にデッキができるから”ということもありますが
光町方面からこの交差点を右折して饒津ガードの方へ向かう車は歩行者が渡り切るのを待つので、広場側から出てくるタクシーとも重なっていつも車列が混乱しています。
自由通路もでき人の往来が益々増えることも予想されます。
「高齢者は陸橋には登らずに平面で道路を渡りたい」という方がおられますが、(そういう市議もいらっしゃるようですが)
そのご意見にはあまり説得力がないのではと思います。
これから自由通路ができることによって歩行者の導線は基本的に2階へ上がります。
従来の横断歩道を渡っても目的地が広島駅であるならば、どちらにしろ2階へ上る必要があります。
広島駅が目的地でないなら若草側やグランビア側の横断歩道を渡るまで。
交通量が多い道路を横断する歩行者の安全のためにも、混乱を生む横断歩道は廃止してデッキを使っていただきたいと思いますね。
今回は以上です。