広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、北口広場の再レイアウトを行う工事が始まっています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回の様子がこちら。
広島駅北口広場改良工事 2014.05(Vol.7)
まず、マイカーエリアの前に掲示されていたこちらの看板を。
予定されていた広場内の配置の仮変更は6月中旬から行われるそうです。
看板の平面図にもありますが、ペデストリアンデッキの建設に伴いマイカーは降車利用専用となりバスゾーンが現在のマイカーエリアに移動します。
【広島市】:広島駅新幹線口ペデストリアンデッキの工事が本格化します
これまでマイカーの待機スペースとして利用されてきたこの場所は、暫定的にバス乗り場に変わります。
屋上駐車場へのエレベーター棟より上から見下ろしてみます。
広場の中央に空港リムジンバス向けの屋根のついた乗り場がありますが、新幹線ビルからあの辺りまでが作業スペースとして閉鎖されるようです。
ちなみに右奥には、先日落札された二葉の里5街区の国有地です。
広島テレビの新本社やホテルなどの複合ビルができます。
広島駅からのアクセスはペデストリアンデッキが重要な役割を担います。
新幹線ビルの増築を前に、現在のビルの外壁にあった大きなJR西日本の広告看板が撤去されていました。
新幹線の広告でしたね。(画像)
増築されれば2階までの壁面が広場側へせり出してきます。
現在の外壁部にあった設備などを撤去する作業が進んでいます。
シェラトンホテル前のペデストリアンデッキから。
囲いの中に見えている出入口が、新幹線名店街横の、地下へ通じる改札口の目の前にあったものですね。
自由通路の北の端が、今回無くなった大きな看板の下辺りにできます。
こちらはタクシーエリアの横で広場ほぼ真ん中にあった休憩スペース。
確か喫煙スペースにもなっていたんですかね。
この場所は今年度の工事作業エリアには含まれませんが生垣も段差も無くなりました。
広場西側から振り返ります。
ペデストリアンデッキは、まず今年度中に中央部分からこちら(西)側とグランビア側のデッキが建設されます。
ホテルグランビア付近の様子。
この真上をデッキが通ることになります。
道幅がかなり狭くなっています。
少し離れて、同じ新幹線ビル西側を撮っています。
カバーに覆われたたくさんの配管が屋上駐車場の方へ伸びています。
着手前の旧増築部(店舗)があった頃は、その屋上に室外機が置かれていました。
もちろん今ではそういうわけにもいかず、室外機は全て新幹線口屋上の駐車場に移されています。
2階の窓の部分は新幹線口の2階からグランビアに直結する通路になりますが、金属の枠とベニヤ板が並んでいるのが見えます。
その内部はこのような感じです。
工事用のボードで広場側の壁が覆われました。
最後に、広場中央の南側にあったバス停の様子です。
イオンモール広島府中へのシャトルバスなどが出ていたバス停です。
こちらも工事の支障となるようで、しばらく移設されることになりました。
移設先は若草町再開発で整備されたホテル・オフィス棟の前。
1階は四谷学院が入っています。まさにその目の前になりました。
今回は以上です。
次回来るときには工事のための閉鎖エリア広がり、状況が大きく変わっていることと思います。
広島駅内の工事と合わせて、一般の利用者の方にとっても目に見える大きな変化となりそうです。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場