広島駅の北口では、建設中の自由通路に直結するペデストリアンデッキと新幹線ビルの増築、広場機能の再配置を行う工事が行われています。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場
前回10月中旬の状況です。
広島駅北口広場改良工事 2014.10(Vol.13)
広場の東側にある屋上駐車場へのエレベーター棟から、建設中の部分を見下ろします。
新幹線口駅舎(左側)からロータリーに向かって増築する部分と、さらにその外側へ建設されるペデストリアンデッキが明確に分かります。
既製コンクリート杭の新幹線増築ビルに対して、ペデストリアンデッキは場所打ちのコンクリート杭(アースドリル工)が採用されています。
“第一工区”となっている西側ペデストリアンデッキは来年3月末までに完成します。
デッキが隣接することになるホテルグランヴィアでは、これに合わせて2階のビュッフェレストランを改装することを決めたそうです。
【広島経済新聞】:ホテルグランヴィア広島がレストラン改装-駅周辺整備に伴い来春着工予定
以前話があったとおり、デッキと2階のレストランが接続する新しい玄関口ができるようです。
2015年1月5日から工事に入り、同年4月にオープンとのこと。
西側デッキの端となる、「JR西日本広島支社」ビル前では、歩道が一部閉鎖されデッキの下部工事が始まっていました。
仮歩道に切り替わっています。
「二葉の里土地区画整理事業」で新しくなったばかりの歩道の舗装が剥がされ、杭の施工が行われていました。
すでに完成している東側ペデストリアンデッキから。
来年の3月末にはここを横切るように歩行者デッキが架設されます。
横断歩道は廃止されるものと思われます。
完成イメージ図を見る限り、デッキは若草町の東側ペデと同じ形状になりそうです。
なお、中央ペデ及び東西ペデの屋根は、太陽光を取り入れられる膜材が使用される計画です。
ペデストリアンデッキ全体の竣工は2016年3月の見込みです。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅北口広場