今では広島市民の足として欠かせなくなっている広島電鉄。
この広電のこれからについて少し考えてみたいと思います。
というのも昨日BS2で「世界のスーパー路面電車」(名前は忘れてしまいました・・・)
そんな感じの番組があったもので、少し考えてみました。
ヨーロッパの「スーパー路面電車」イコール「LRTシステム」ですね。
これを45分くらい紹介してくれるありがたい番組でした。
私が見た回ではドイツ、オランダなどのLRTが紹介されていました。
やはりヨーロッパのLRTシステムの完成度は目を見張るものがありますね。
車両は広島電鉄でも使われているシーメンス社の「Combino」なんですが
残念ながら広電とはまだまだ差があり過ぎです。。
大規模なトランジットモール、無料のパークアンドライドなどなど。。。
また、ソフト面でも日本円で一ヶ月4000円程度の定期券を一人持っているだけで家族が乗り放題のカードなどがあり、行政による路面電車を含めた公共交通利用を促す政策など、かなり充実しているようです。
さらに注目したいのが「信用乗車制度」。
乗車時に購入した切符に日付をマーキングし(ICカードはタッチするだけ)、
どのドアからでも乗り降り可能というシステムですが、
LRTシステムを導入している都市では当たり前なんですよね。
広島電鉄でも「(ICカードが整い次第)導入する気がある」と言う記事が新聞にありましたが、
実際どうなのか分かりませんし。。。
広島市は地下鉄の無い代わりに充実した路面電車網が整っています。
だからこそこれを生かして全国のモデルとなるように、特にソフト面で欧州のLRTを見習っていってほしいです。