商工センター新八幡川橋付近が4車線化へ。南道路海田高架の検討も

広島市議会の若林議員のホームページによりますと、
広島県は商工センターの新八幡川橋東詰交差点からはつかいち大橋東詰交差点までの約1.6kmを4車線化する工事に乗り出すことが分かりました。
【若林新三 WEBSITE】:商工センター~五日市を4車線化工事へ
 
shin-yahatagawa-image.png
商工センターから五日市に架かる新八幡川橋東詰交差点のイメージ(上記ホームページより借用)
 
 

より大きな地図で 4車線化される区間(2016年度) を表示
 
 
2車線の対面通行から片側2車線の4車線化されるのは
西区商工センターの西端、“新八幡川橋”東詰から佐伯区五日市の“はつかいち大橋”東詰交差点までのおよそ1.6kmの区間。
今年9月にも着工し2016年度の開通を目指します。
事業費は52億円とのことです。
 
 
来年春頃には広島南道路(広島高速3号線Ⅲ期)が商工センターの扇まで開通します。
交通量の増加も見込まれ、段階的に整備していくようですね。
 
4車線化の始点となる新八幡川橋ですが、現在は北側(川上)の方しか整備されておらず
東側から来た車は3車線から1車線に一気に減少するので、今でも車がスムーズに流れていないことが多いです。
 
201008yahata-2.jpg
新八幡川橋上から東側を臨む(2010年8月撮影)
 
完成イメージのように上下線共に2車線の道路として整備されれば五日市地区まではなんとか解消されそうですね。
現在扇地区まで建設中のものをずっと延伸して、最終的には廿日市ICまで接続するのが広島南道路の高架部ですが
そこに至るまでにはまだ想像できないくらい時間がかかりそうです。
ということでこの平面一般道の整備は重要な案件です。
扇(西部地区)までの開通から少し時間は空いてしまいますが、またこの区間以西の早期4車線化をお願いしたいですね。
(今度ははつかいち大橋の下流側も新たに架設しなくてはなりません。)
 
 
 
またウェブサイトの後半には広島南道路の海田地区の動きについても触れられています。
南道路と同じく今年度中の開通を予定する東広島バイパスですが、
その先の安芸バイパスの開通に合わせるため広島南道路”海田高架事業”の早期事業化が国と県で検討されているとのこと。
海田高架事業というのはおそらく海田大橋の出入口から国道2号線の日の出町付近までのことを指していると思われます。
ここが高架化され、建設中の東広島・安芸バイパスが全通すれば、
この廿日市・商工センター地区から東広島の辺りまで自動車専用道路で非常にスムーズな流れを確保することができます。
(広島南道路→東広島・安芸バイパス→西条バイパス)
 
通過交通の処理のみならず、山陽道の交通量分散による混雑緩和で広島空港バスの定時性向上にも一役買うわけですね。(もちろんバスの代替ルートとしても)
個人的には一刻も早く事業化していただきたいですね。
空港アクセスの改善は広島駅からの専用鉄道が難しい以上、この長大バイパス整備か、白市-空港間の軌道系整備しかありません!
 
広島の空港アクセスの深刻な現状に、どうにか国の理解を得たいものですね。
 
 
 
おまけです。
新八幡川橋から井口の山側を。
 
201008yahata-1.jpg
 
山の中腹辺りまで大きなマンションが密集して建っている光景は圧巻ですね。


 

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