昨日開かれた第4回「サッカースタジアム検討協議会」で、行政や商工会議所、県サッカー協会などでつくる競技事務局は9ヶ所の公有地を提示しました。
【中国新聞】:サッカー球場用地9カ所提示 (以下転載)
広島市中心部へのサッカー専用スタジアム建設に向けた官民設置の検討協議会の第4回会合が25日、市役所であり、建設地や施設の在り方をめぐる具体的な議論に入った。試合開催時以外も活用できる複合型スタジアムを念頭に施設面の研究を深めることを決めた。事務局は建設候補地に想定される大規模公有地9カ所を示した。
広島修道大教授の三浦浩之会長たち委員全11人が出席。広島県や市、広島商工会議所、県サッカー協会でつくる協議会事務局が、過去に建設候補地に浮上するなどした公有地を提示した。
中央公園自由・芝生広場、旧市民球場跡地(以上中区)、広島みなと公園、出島東第2野積み場(以上南区)、県営広島西飛行場跡地、県総合グラウンド(以上西区)、広島広域公園(安佐南区)、五日市埋め立て地(佐伯区)の8カ所に加え、計画が宙に浮く市のメッセ・コンベンション等交流施設用地(南区)も挙げた。
施設について三浦会長は、欧州では商業施設などと組み合わせた多機能複合型が主流だと紹介。「地域ニーズを反映した事例が多い。広島の市民ニーズを分析する必要がある」と指摘した。
協議会は次回以降も建設地や施設に関する議論を深め、資金調達についても検討する。
(ここまで)
Google Mapsにまとめてみました。
より大きな地図で サッカー専用スタジアム候補地 を表示
協議会での議論も少しずつ具体的になってきました。
南区の宇品・出島地区に多いです。今回候補として挙がりはしませんでしたが、存廃が議論されている広島競輪場も合わせると4ヶ所になります。
敷地は確かに確保しやすそうですが、高速道路が近くを通っているのは今の広域公園と状況は一緒です。
広島電鉄の輸送力はアストラム以下ですし、以前考えてみたアストラム宇品延伸などが実現しなければ
観客のかなりの割合がバス・自家用車を使用する事になり、周辺の混雑は避けられそうにありません。
南道路、中広宇品線、鷹野橋宇品線と比較的幹線道路が揃っている方ではあると思うんですけどね。
同じ南道路沿線となる、五日市の埋立地久々に検討に挙がった気がします。
広さや環境は問題無さそうですが、JR五日市駅との行き来をどうするかが課題になりそうです。
静かな住宅街の真ん中を大勢のサポーターが練り歩くのかという話になります。
惜しいなと思ったのが、西部埋立第五公園が候補に挙がらなかったことですね。
広島サンプラザ及び西側の公園です。
広島南道路に面し、JR新井口駅・広電商工センター入口と直結という環境。
アクセス面ではどの案よりも優れているのではないでしょうか。
今回出てこなかったということは大元は行政側から出した提案ではなかったのですね。
となるとやはりイベント等も行える施設で中心部に、というのが一番適しているのではないですかね。
今回中央公園運動広場も候補として挙がっているのを見て少し安心しました。(もちろん球場跡地でも賛成です)
まだ候補地のみで大まかな建設費も示されていませんので、一喜一憂し過ぎること無くこれからも注目していきたいです。