「(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト」は、日本生命と広島電鉄がそれぞれ所有する2棟のビルを取り壊し、
一つのオフィスビルに再開発する共同プロジェクトです。
相生通りの立町電停前に2018年1月、地上16階建て、高さ約80mの複合オフィスビルが竣工します。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト
【広島電鉄】:(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト新築工事着工 新ビル名称は「スタートラム広島」に決定
前回の状況です。
前回から間が空きました。
予定地正面から。
基礎工事が進む現場では、大型のクローラークレーンが登場しました。
北側の方が基礎工事が進んでいるように見えました。
ところで、敷地内で地下躯体工事が行われているではありませんか。
2015年9月に掲示された現地の看板には、地上16階・地下0階という内容が表記されていました。
(現在この看板はありません)
このプロジェクト、実は初報は地上17階・地下1階の計画で公になっています。
着工までの間に数回変更が行われているようです。
色々調べてみます。
【広島市】:建築物 計画書等の概要の公表(H27年度受付分) > No.51 広島八丁堀プロジェクト 評価シート(PDF)
建築計画のお知らせ看板よりも後に評価を受けている資料でも、地上16階・地下1階に変更されている上、
「事務所」だけだった建物用途に「物販店」が加わっています。
続いてこちら。
【オフィスリーテイル】:スタートラム広島 広島市中区八丁堀の賃貸事務所
中央にオフィスエントランスが通り、左右に分かれて店舗が配置されるようです。
さらにさらに。
【広島西ロータリークラブ】:会報2257号(PDF)
最後に立町電停前の旧第二広電ビルに建設中のスタートラム広島です。スターは星で、日本生命さんの日生を立てにつなげると星という字になります。トラムは電車で広島電鉄の電鉄から、2社の共同事業でスタートラム広島と名付けました。このビルは第二広電ビルの隣にビルを所有しております日本生命との共同建替事業です。備蓄倉庫等の防災機能を備え、安心・安全・快適なオフィスの提供を目指しています。開業は平成29年11月末竣工予定、敷地面積は約2,600㎡、延床面積は約26,000㎡、地上16階建て、1~2階を店舗・来店型オフィス、3~16階を貸事務所としています。
純粋なオフィスフロアは3~16階で、1階と2階が店舗または来店型オフィスになると書かれています。(地下は備蓄倉庫?)
建て変え工事が始まる前には、日生と広電の2つのビルに、
タリーズコーヒー、広電旅行代理店、近畿日本ツーリスト、広島銀行などが入っていました。
これらのテナントが再び入居するのか、新しいテナントが入るのか。大規模オフィスですからコンビニもあるかも…。
上層階はハイグレードオフィス、歩道に面する低層階に店舗という、
まさに望んでいた再開発が行われています。注目したいです。