広島駅周辺の最後の一等地として区画整理された二葉の里地区”5街区”は、
2014年5月、一般競争入札により大和ハウス工業・広島テレビ放送・エネルギア・コミュニケーションズ(以下エネコム）の3社グループが取得しました。
エネコムの「EneWings 広島データセンター」は2016年12月に開業し、
現在は2018年3月の竣工を目指す広島テレビの新本社ビル、
2019年3月の竣工を目指す大和ハウスのオフィス・ホテル・商業の複合棟（地上20階、約91m）が建設中です。
【CBRE】：広島二葉の里プロジェクト_物件概要
二葉の里5街区の続報。ホテル・オフィスの詳細など
3月16日、広島テレビ放送の新社屋が竣工しました。
いつもは二葉の里5街区でまとめてレポートしている本記事ですが、
今回は＜広島テレビ新社屋編＞と、＜二葉の里プロジェクト編＞の2つに分けてお届けしています。
3月度の記事としては2回目になりますが、変化する大和ハウス「二葉の里プロジェクト」の状況をお伝えします。
前回の状況はこちら。
まずは少し離れた広島駅北口東側、シェラトングランドホテル広島前から。
画像中央から右側にかけて建物が立つエリアが、二葉の里5街区です。
2基に増えたタワークレーンがクライミングにより以前より高さを増し、かなりの存在感になりました。
2基のタワークレーンによって高層ビルが構築される光景。
12階より上のホテル部分の鉄骨建方が始まりました！
タワークレーンが見える角度を探して、もう少し広島駅側から。
若草町再開発の「アクティブインターシティ広島・グランアークテラス」の裏の路地から。
少し距離を置いたところから見る建設中の建物は、まさに街並みが変わりつつある瞬間を見ることができて好きです。
おまけ。
タワーマンションが建ち並ぶ若草地区です。
ここは北側に「駿台予備校 広島校」が開校し、”ビルの谷間感”がとてもよく感じられます。
さて、一気に場所を移し、西側のイズミ本社ビル付近から。
いままさに街の風景が変わっています。
11階以下のオフィス部分とは異なり、南北に長く薄いホテル部分の構築です。
駅西高架橋北詰交差点から。
全面ガラスのカーテンウォールユニットが取り付けられた範囲も前回より広がりました。
ここから見上げるタワークレーンがかなり高いです。
ちなみにタワークレーンは、ビルの構造が変わる12階フロアに設置されています。
このように北側から見るとよくわかります。
もう一度、西面の様子。
西面と南面の壁面には、換気のためのダクトが設けられます。
こちらは北面です。
一部ですが、ここでもガラスの取り付けが始まっていますね。
ちなみに完成すれば、このあたりが長距離バスの発着場になります。
「二葉の里プロジェクト」（大和ハウス複合ビル）は、2019年3月の完成予定です。
