広島市、JR西日本、UR都市機構は共同で、JR広島駅の大規模改良工事を進めてきました。
①南北自由通路の整備、②橋上駅舎・線路上空店舗の建設、③駅北口ペデストリアンデッキの整備、④北口広場の再整備etc.
これらを一気に整備する”50年に一度”と言っても過言ではない大型プロジェクトでした。
現在はエキナカ商業施設「ekie」の店舗開発が主に進められており、
2018年9月6日には第3期エリアとして、主に新幹線高架下のエリアにおみやげや軽飲食をメインとした48のお店がオープンしました。
最終期となる第4期エリア(旧新幹線名店街)は「ekie KITCHEN(エキエキッチン)」と名付けられ、
デリカ、スイーツ、ドリンクスタンドやスーパーマーケットなど36店が2019年10月2日にオープンする予定となっています。
少し間が空きました。久しぶりに現地の状況をご紹介します。
早速、広島駅北口1階の改札外コンコースです。
「ekie KITCHEN(エキエキッチン)」がオープンする区画、「旧新幹線名店街」の部分です。
これまでみやげ物販売がメインの区画でしたが、飲食や店内調理に対応させるための配管工事や、3枚目の写真に見えるような内装工事が進められていました。
まだ外から見える大きな変化はありません。
「ekie KITCHEN」前から、第2期エリアとなる北口1階東側「ekie DINNING(エキエダイニング)」の方向を見ています。
第3期「ekie おみやげ館」ができるまでは、ここがみやげ物販売のメインでした。
その頃と比べると、嘘のように人通りがありません。
10月にオープンする「ekie KITCHEN」は、食品スーパーだけでなく、デリカやスイーツなど、
現在南口の駅ビル1階で営業しているお店の多くがこちらに移ってきます。
日常的な利用はもちろんのこと、マツダスタジアムでの公式戦がある日などは、
おつまみを買っていく観戦客などで賑わうことになるはずです。
そうです。いよいよ、建て替えのため駅ビルが閉店となるのです。
2020年3月に閉店する、南口広島駅ビル「ASSE」。
「ASSE全力閉館キャンペーン」が行われています。
凄いな…本当に閉館するんですね。
【公式】:ひろしま駅ビル ASSE(アッセ)
南口の入口・自由通路終端付近。
ビルがまるごと建て替えられるので、このあたりの歩行者の導線も丸っきり変わります。
路面電車の高架乗り入れとペデストリアンデッキの整備により、メイン導線は2階に移りますね。
さて、自由通路に登りました。
現在広島駅自由通路では、夏季限定仕様「ひろしま彩灯籠」で彩られています。
北口ペデストリアンデッキには、このような光るオブジェも登場しました。
手をかざすと、花火の音に合わせて七色に光ります。
お盆休みでの帰省や観光で広島を訪れる人への、ちょっとしたおもてなしですね。
【JR西日本】:広島駅 夏のおもてなし「ひろしま彩灯籠」の設置(PDF形式124キロバイト)
この灯籠にもありますが、本日8月6日は、広島原爆の日です。
広島にあの日起きたことが風化しませぬように。