広島駅のエキナカ商業施設「ekie(エキエ)」について、
JR西日本は北口1階の旧「新幹線名店街」の区画に開業させる第4期エリアの詳細を明らかにしました!
「ekie KITCHEN(エキエキッチン)」と名付けられた第4期エリアは約2,400平方メートル。
地元客から新幹線利用客までの多様な”食料品ニーズ”に応える店づくりとなっており、
デリカ、スイーツ、ドリンクスタンドやスーパーマーケットなど、36店が出店します。
10月2日(水曜日)にオープンすることも公表されました!
「エキエ」は、広島駅南北自由通路が開業した2017年から開発が始まった、線路上空および駅北口一帯のエキナカに進出する新しい商業施設です。
2017年10月に第1期、
2018年3月に第2期、
2018年9月・10月に第3期が相次いで開業し、
第4期はその最終期に当たります。
公式リリースです。
【JR西日本】:ekieグランドオープン!! 第4期新たな食品エリア「ekie KITCHEN」10月2日オープン
ekie第4期エリア「ekie KITCHEN(エキエキッチン)」フロアマップ(上記公式HPより)
出店場所。
食料品ニーズに応える店舗とは当初からJRの資料にも記載されており、面積もそれほど大きくないので大部分が食料品スーパー(高級志向か?)と予想をしてきましたが、意外とそうでもないですね。
スーパーは全体の1/3程度で、他はできたてをテイクアウトできるライブ感のある惣菜のお店や、
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また、新幹線名店街の改装開始と同時に姿を消してしまった揚げもみじが「もみじ堂」で再び味わえるようです。
区画の中央部には、店内で購入したフードやドリンクをイートインできるスペース「エキエスタンド」が設けられるようです。
思い返せば増築後の「新幹線名店街」時代から、アンデルセンの横にイートインスペースがありましたね。
そしてスーパーマーケットのテナントには、「ユアーズ」と「マツモトキヨシ」が入るようです。
ユアーズの高品質ブランド「アバンセ」の商品も扱うようです。
私が何より感じるのは、新しいお店ももちろんありつつ、
南口の駅ビル「ASSE(アッセ)」で営業している店舗が数多く含まれていることです。
2017年10月にエキエと合わせてオープンした、駅ビル1階のチーズタルト専門店の「BAKE」も北口のekieKITCHENに移転します。
いよいよ、いよいよ、いよいよ、駅ビルASSEの閉幕・解体の足音が近づいてきました。
単なるスーパーにならず、惣菜店やテイクアウト専門のお店が多いのは、
マツダスタジアムでのカープ公式戦のあの購買力を逃さないためでもあるのでしょうね。
現状は自由通路出口付近からカープロードにかけて、また駅ビル地下で弁当や惣菜の販売がメインで行われていますが、あれが来春から丸々5年なくなるわけですから、それを補う施設になると考えるとうなずけます。
現在、アッセでは「全力閉館サマークリアランスセール」が行われているとのこと。
【公式】:ひろしま駅ビル ASSE(アッセ)
アッセと閉館という文字に重みがあるというか、感慨深いですね。
駅ビルの一部の機能を駅北口の「ekie」一帯に移し、来年から解体開始。2025年春には新たな駅ビルが開業します。
「ekie」開発の総仕上げ、そして駅ビルの建て替えに繋がる「ekie KITCHEN」は2019年10月2日オープン予定です。