本通りのフタバ図書跡、取り壊し商業ビルを建設へ

記事にするのが遅くなりましたが、
久しぶりに本通り商店街で新たな商業ビル建設のニュースが出ました。

場所は紙屋町側、今年8月に閉店した「フタバ図書GIGA本通り店」の跡地。
今後解体して5階建て程度の商業ビルを建設することが報じられています。

現地の状況と合わせてご紹介したいと思います。

 

【中国新聞】:本通りに新商業ビル計画 広島市中区、フタバ図書跡に5階建て程度

 広島市中区の本通り商店街に新たな商業ビルの建設計画があることが4日、分かった。8月末に閉店したフタバ図書(西区)の大型店が入っていたビルの一部を建て替える。

計画地は中区大手町1丁目で、商店街の西側出口に近い交差点沿い。商業ビル「サンモール」などのそばで、平和記念公園にもほど近い。新ビルを企画管理する不動産業のゼネラル興産(中区)によると、約380平方メートルの敷地にビルを建てる。現在のビルは複数のビルを一体的に運用しており、このうち交差点側を建て替える。

(上記中国新聞HPより一部使用)

 

要点をまとめます。

  • 本通り商店街の紙屋町側(大手町1丁目)のビルを建て替え、商業ビルを建設する計画が進行中。
  • 建て替えるのはエディオンやサンモール等に近い商店街に面するビル。
  • 1983年に「そごうスポーツ館」としてオープン。2001年に閉店後は「エディオン」がパソコン等を専門に扱う「コンプマート広島」として営業。エディオン新本店ビル完成後の2013年から今年8月末まで「フタバ図書」が入居していた。
  • 新ビルは地場不動産業のゼネラル興産により、約380平方メートルの敷地に5階建てのビルを建設することで調整中。
  • テナントは今後募集し、物販を中心に飲食や医療施設なども想定。

 

 

以前まで「フタバ図書GIGA」がテナントに入っていたビルですね。
今年8月に店を閉めたのとほぼ同時期に、金座街の廣文館も閉店となり、
本通りから書店が消滅したことが話題となりました。
裏ではこのような計画が動いていたのですね。

商店街の西側の端にあたり平和公園にもほど近く、観光客も比較的多く通る場所であると思うので、
もう少し昼間利用できる飲食店が増えればいいなと以前から思っていました。居酒屋はまあまあ充実してるんですがね。
医療施設も日帰りで行える治療が増えてきている中なので一定の需要はありそうです。

周囲では紙屋町1丁目再開発の構想も存在しており、実現すれば紙屋町の人の流れも大きく変わることが予想されます。

 

今現在はこのような状況ですのでタイミングの見極めは非常に難しいところかと思います。
解体を終え次第着工する意向があるようなので、将来を見据えた構想に注目したいです。

 

現在のビルの状況を確認してきました。
コメントでもいただいておりましたが、すでに解体工事が始まっています。

 

 

アンデルセンと似た構図です。

店舗の営業中こそあまり意識しなかったものの、2つの建物の内部をつなぎ合わせて一つの店舗として利用していたようです。
その2棟が丸ごと防音パネルに覆われており、2棟まとめて一つの商業ビルに建て替えるものと思われます。

 

南側から。

 

2枚目の画像の右奥に見えているのは、GAパートナーズが管理する「ソシオスクエア紙屋町ビル」。
パチンコ店と飲食店、駐車場などで構成されるこのビルです。

規模としては同じくらいになりそうですね。

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