国土交通省中国地方整備局は、広島市と東広島市を結ぶ国道2号「東広島・安芸バイパス」の整備を続けています。
「東広島・安芸バイパス」は現在、瀬野西IC~海田東IC間のみ供用している状態で、前後の区間で整備工事が続けられています。
海田東ICから広島市側では、海田東ICから先へ高架橋を約1.4km延伸し、新広島バイパスに直結させる「海田高架橋」を整備します。
2022年度に八本松IC~瀬野西IC間と合わせての開通を目指しており、完成すれば東広島バイパスと広島都心部に乗り入れる新広島バイパスが一本の自動車専用道路で繋がる予定です。
さらに、海田西ICを直進し広島南道路に直結させる「明神高架橋」の整備も始まっており、
広島市東部の道路ネットワークの整備が加速しています。
先日、画像メインのレポートを更新しました。
この記事では、全体像をお分かりいただくため、その時に撮影した対象区間の車載動画をご紹介します。
【YouTube】:広島南道路・東広島バイパス 2020.10 【海田高架橋】(2022年度開通予定)
【中国地方整備局】:中国地方整備局管内の道路事業の開通見通しについて(PDF)
この動画で通過した海田大橋~海田東IC間が全て高架橋で繋がれば、自動車ネットワークが劇的に広がりますよね。中心部の渋滞を避けるために海田大橋・高速3号へ、という選択肢が取りやすくなります。
もちろん海田大橋から先は有料ですが、八本松から信号交差点を一つも通過せずデルタを横断できることには相当なメリットもあるでしょう。
やはり道路は放射状にポツンと独立で整備されるのではなく、ネットワーク化されることで意味があります。料金を支払ってでも通る価値が生まれます。
高速4号の山陽道接続も今後前向きな検討をお願いしたいです。