広島市中区の中央公園内で建設工事が進む広島市サッカースタジアムについて、
施工を担う大成建設が特設サイトを公開しました。
スタジアム建設に対する広島市への個人の寄付総額が4億円に迫るなか、
特設サイトではスタジアムのコンセプトとともに新しいイメージ画像も公開され、
およそ1年半後の完成に向けてますます期待の高まる内容となっています。
サンフレッチェ広島は今日、国立競技場でルヴァンカップの決勝を戦います。
先週の天皇杯の悔しさをなんとしても晴らしてほしいところです。
事業概要
広島市が主体となり整備するこのスタジアムは3万人収容で、マツダスタジアムのように多種多様なバラエティシート、VIPルーム等が設けられます。
広場および西側の河川敷エリアと、スタジアム内それぞれの回遊性を高める2層のコンコースも特徴の一つです。
広場と一体となり、旧広島市民球場跡地エリア、広島城エリアともデッキで接続し、
「まちなか」に開かれた新たなシンボルとなります。
2023年末に竣工し、2024年のJリーグ開業から使用される予定です。
【サンフレッチェ広島】:HIROSHIMAスタジアムパークPROJECT
【広島市公式ホームページ】:サッカースタジアム等整備事業の基本設計
- サッカースタジアム等整備事業の基本設計の概要 [PDFファイル/7MB]
- (参考)用語の解説 [PDFファイル/296KB]
- サッカースタジアム等整備事業 基本設計説明書【概要版】 [PDFファイル/29.23MB]
大成建設の特設サイト
【大成建設】:広島市サッカースタジアム等整備事業
(上記HPより)
360度画像はこちらのページから見ることができます。
「希望の翼」と「交歓の環」。
こんなに優雅で素晴らしいスタジアムを造っていることにまだ実感が追いつきません。
シンメトリーで水平な屋根も美しいですが、緑豊かな護岸に面したこの場所には
今回のような軽やかな大きな屋根も非常に似合います。
これまでのイメージでは判別できなかった細かいところまで表現されています。
例えば、南側の屋根。
芝生の育成のため、新国立競技場のように太陽光を取り入れるガラス(もしくは幕)の素材になっているようですね。
また、3万席の観客席は、”応援が大空に沸き立つ躍動感、水面から飛翔する上昇感”を表現するランダムグラデーションの配色が用いられているようです。
これも新国立競技場で採用されていましたよね。
観客席が埋まっていなくても埋まっているように見える狙いもあるかと思います。(もちろん空席のない試合が続くのが理想ですが。)
スタジアム演出については、南サイドスタンドを除く北東西の3面に渡って繋がる長大なリボンビジョンも確認できます。これは迫力ありそうです。
コンコースの照明にもこだわっており、水の流れをイメージした曲線のライン状の照明が計画されているようで、コンコースを歩くだけでも非日常感を味わうことができそうです。
国内屈指のサッカースタジアムを本拠地とすることとなるサンフレッチェ広島。
いよいよ本日2022年10月22日は、新国立競技場でルヴァンカップの決勝戦です。
悔しい思いは先週の日産スタジアムでの天皇杯で出し切りました。
選手たちにはどうかいつも通りの戦い方で試合を進め、星を勝ち取っていただきたいですね。
応援してます!
引き続き、広島市のHPでは建設費の寄付を受け付けています。
1万円以上の寄付を行った方には、完成後の内覧会の招待を受けることができます。
ぜひご検討いただき、ご協力のほどよろしくお願いします。
【広島市公式ホームページ】:サッカースタジアム建設に係る寄附募集