JR西日本は、広島駅ビルの建て替え工事のため閉鎖していた地下道南口改札を
2023年3月18日(土)に供用を再開することを公表しました。
改札はJR西日本では初めてとなる全レーンIC改札となり、係員は設けない予定です。
駅ビルは建て替え工事中ですが、改札からそのまま直進して広島駅南口地下広場に直接行けるようになります。
【JR西日本】:広島駅地下道南口改札のリニューアルについて(PDF形式 226キロバイト)
完成イメージ(上記資料より)
- 2023年3月18日(土)始発より開業(2020年9月26日に閉鎖されて以来、2年半ぶりの開放)
- 自動改札7レーンはすべてIC専用
- のりこし精算機、改札口コールシステム
- 始発から終電まで利用可能
【中国新聞デジタル 】:広島駅の地下道南口改札、3月18日に再開 ICカード専用
建設中の広島駅ビル(2023年1月撮影)
駅ビルの躯体工事の真っ只中でありながら、早くも地下道南口改札の供用が再開されることには少し驚きました。
現状の中央口と北口の2箇所に集約する形でもこれまでは運用できていましたが、
コロナが終息に向かい利用者の増加が見込まれおり利便性の確保を考えると、改札だけでも開放したかったのでしょうね。
駅ビル内の施設は当然まだ何もできていないので、当面はただの通路になると思いますが、
エールエールA館やビックカメラに行く場合の上下移動は地下道南口改札を利用することで少なく済みます。
注意点は、”IC専用改札”となること。
JR西日本管内では初めての試みです。
係員も常駐せず、インターホンで問い合わせられる形となるようですので、なかなか思い切りました。
開放直後から数日間は臨時の係員が配置されそうですが、本格運用後はICカード専用の周知を徹底していかなければなりませんね。
人の流れとしてはメインは今後も2階中央口なので、磁気切符を使用するライトユーザーは従来どおり2階に多くが流れると思います。
地下改札は通勤・通学など最短ルートを熟知した人向けですね。
改札には北口方面への地下自由通路が隣接していました。
特にアナウンスがないので、こちらの再開はまだ先になると思われます。
この改札と通路が再開するなら、地下道の利用再開もできなくはなさそうですが、
そうならないということは、美装化ほか、何らかの工事を行っているからなのでしょうか。
地下道南口改札は、2023年3月18日(土)に供用を再開する予定です。
懐かしき、閉鎖される前の地下道南口改札の様子はこちらからご覧ください。