紙屋町再開発、地上50階ビルなど2020年度着工目指す!

多忙のせいで大きなニュースをスルーしたままになっていたので、まとめて更新していきます!

今年明らかになった巨大プロジェクトの一つに、広島の中枢である紙屋町地区の一帯再開発のニュースがあります。
商業施設のサンモールを中心に、4月に再開発準備組合が発足、
夏には事業協力者に大和ハウス工業と子会社のフジタ、そして三菱地所レジデンスが事業協力者に決まり、
商業施設と超高層マンションなどに再開発する構想が表に出てきていました。

驚くべき情報が舞い込んできました。 広島市中心部の大型商業施設「サンモール」等を含む紙屋町2丁目2番で再開発準備組合が発足し、 店舗、事務所、住宅などの機能を持つ施設の整備を目指す

今年の4月に書いた、紙屋町2丁目(サンモール周辺)の再開発について。 『サンモール』など建て替えへ! 紙屋町再開発準備組合が発足 7月9日、中国新聞から続報がありました。

 

去る、12月14日、
再開発準備組合から、「正式に」一帯再開発の構想が発表され思い描く規模などが明らかになってきました!

【中国新聞】:紙屋町サンモール一帯再開発 20年度着工24年度完成


(2016年12月14日付 中国新聞朝刊紙面より)

再開発ビルの規模は地上50階程度。専門店が集まる商業施設は低層階に入り、
それ以外の部分はマンション、ホテル、テナントオフィス、駐車場といった用途になります。
サンモールを含む、周辺地区一帯での再開発を行う方針で、
20以上の地権者との交渉を2018年度までに行い2019年度に本組合設立。2020年度に着工し、2024年度の完成を見込んでいます。

再開発の範囲は今後の地権者との交渉により決定される予定です。

 

再開発組合が正式発表し、いよいよこれから本格的に進み出すことになりそうです。
旧球場跡地の方針が見えてこない中、サンモールを始めとした紙屋町地区のお店はかなり危機感を感じているようですね。

現状あのあたりは、道路も狭くサンモール以外は間口の狭いビルが密集している状況です。
地上50階という大規模な施設の建設にあたっては、サンモールのあるブロックが可能な限り一体となって進めなければ実質的に不可能です。
集客を考えても、もっと鯉城通り側から大きな人の流れを呼び込めるようになればいいですね。
シャレオとの直結も一つの手です。

新聞記事に載っている明るくて開放的なイメージ図を見ると、高松市、丸亀町商店街の再開発を想起します。(むーばすさんいつもお世話になってます)

どのようなコンセプトがこれから練られていくか分かりませんが、
私はもっと人が滞留する空間があってもいいのでは無いかと思います。
今のエディオンの駐車場のあたりから、真っ直ぐ鯉城通りの方に抜けられる広場を兼ねたストリートを設けて
その南北に建物が建つイメージ。
丸亀町のようにガラス張りの屋根を設けてもいいですね。
以前も書きましたが、「紙屋町版アリスガーデン」を作ることが回遊性を高めることに繋がるのではないでしょうか。

 

今後、地権者との交渉が進むと思われますが、
広場を作るにも超高層を作るにも、周辺の建物の協力は不可欠です。
紙屋町再生のために、再開発が良い結果になるよう期待したいです。

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