『瀬戸内観光ホテル』が入る白島のビルが解体 跡地計画も(修正)

当初更新した内容に大きな誤りがありました。
申し訳ございません。再確認の上、修正いたしました。(2017年7月28日)


広島市中区の西白島町の市営「西白島アパート」東亜ビル(通称「白島ジャンボビル」)の解体工事が行われています。
コメントでも複数情報をいただいておりましたので、現地の状況を少し見に行ってみました。

城北駅北交差点を挟んで北東側から。

すでに解体工事は終盤に入っており、かつての建物の姿はほぼ無くなっていました。
幅の広い大きなビルだったので、こうして解体されると街の印象が大きく変わります。

 

ファミレスの「ココス」の駐車場裏から。

 

 

工事の仮囲いに、建築計画のお知らせが掲示されていました。

「(仮称)新東亜ビル新築工事」
地上14階、住戸数96戸のマンションになるようです。

戦後、この敷地も広島市中央公園の一部として整備される計画でしたが、
南側の市営基町高層アパートなどの敷地とともに、昭和27年に公園区域から除外されます。
当時の住宅公団により、この土地にも公営住宅が建設されました。

住宅公団によって整備されたのは、今回解体された「白島ジャンボビル」に隣接する「西白島アパート」でした。
「白島ジャンボビル」は「瀬戸内観光ホテル」を各テナントにする民間のビルです。

 

隣接する市営「西白島アパート」についても、建て替えの方針が決まりました。

月日が経ち老朽化への対策を迫られていた広島市は、昨年度、市営住宅のマネジメント計画を策定します。
今回解体された「西白島アパート」は、民間資本を活用したいわゆる「PFI」方式により建て替えられることが示されていました。

【広島市】:広島市市営住宅マネジメント計画推進プラン編(2MB)(PDF文書)

平成37年度までに建て替え工事に着手する見込みです。

 

 

東亜ビル(白島ジャンボビル)に代わる分譲マンションは今年10月から建設工事を始め、2019年1月に竣工する予定です。

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