地場の不動産デベロッパー「GAパートナーズ」は、
新白島駅近くの広島市中区西白島の東亜ビル(通称「白島ジャンボビル」)跡地に、
地上19階建て分譲マンション「ソシオ・ザ・プライド新白島」を建設しています。
2,000平方メートルを超える敷地内に、2棟のタワーを建設し167戸を供給する大規模なプロジェクトです。
2020年12月の竣工を目指します。
事業の概要と前回のおさらい
【公式】:ソシオ ザ・プライド 新白島
【ソシオ・ザ・プライド新白島】
高さ | 59.95m |
階数 | 地上19階 |
用途 | 分譲住宅 |
住戸数 | 167戸 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
敷地面積 | 2,228.91平方メートル |
建築面積 | 1,391.18平方メートル |
延床面積 | 15,719.55平方メートル |
着工 | 2018年4月 |
完了予定 | 2020年12月上旬 |
建築主 | 株式会社GAパートナーズ |
設計・監理 | 株式会社GAパートナーズ一級建築士事務所 |
施工 | 株式会社増岡組 |
前回の状況です。
外観ほぼ全てあらわ
旧太田川に架かる三篠橋から、全体です。
前回5月の更新で、躯体は最上部まで達したことをお伝えしました。
その後も順調に工事が進み、今年12月の竣工に向けて、外観はほぼ完成した状態となっていました。
少し遠目に見ても、大規模だと分かる幅の広いタワー。
北棟と南棟で2棟に分かれているのも見て取れるかと思います。
公式サイトを見ると、現在最終期分譲が受付中とのことです。
少し角度を変えて。
リバービューとシティービュー、東西面でどちらも楽しめる分譲マンションですね。
旧太田川、そして市営基町アパート、県営基町アパート。
こちらは城北通りが面する北側です。
エントランス部分はまだ構築中でした。
最後に、城北駅北交差点から。
賃貸住宅の新白島東亜ビルを多い被すように立ち上がりましたね。
手前(ココスの奥)には、さらに「(仮称)新白島東亜ビル2号館」が建設される予定となっています。(「新白島東亜ビル」と同規模。15階建て、2022年4月竣工予定。)
GAパートナーズの19階建て分譲マンション「ソシオ・ザ・プライド新白島」は、2020年12月上旬の竣工予定です。
白島地区の高層化が止まりませんね。
中区で1番高層化の進んでいる地区ではないでしょうか。
この流れを他の地区にも広げたいですね。
白島、千田以外となれば、
吉島、舟入・江波あたりになるでしょうか。
再開発ウオッチャーとしては、市営基町アパートと
新白島駅周辺のポテンシャルを考えると副都心として
再開発できないのかな?
ここは、個人的に再開発の超優良物件だと感じる
ただ市の考えでは基町アパート17号棟は建て替えが基本線らしい
正直、都市政策の負の部分だと感じる・・
もう税金つかって安く住める公営住宅って都心に必要なのか?
またネガティブにとらえられるかもしれないけど、個人的に
公営住宅を更地にして民間のデベロッパーに再開発を頼むべき
だと思っている
>CCレモン氏
というより、再開発計画があちこちである広島で何を再開発しろと言うのかお聞きしたいのですが。
再開発は建物立ててテナント決めればおしまい、じゃないんです。その前段階の地権者との交渉がものすごく大変なんですよ。シムシティじゃないんですから。
それとオイラは再開発万能主義者じゃないんですよ。まずは個人の意識の問題だと思いますが。
新白島の最大の魅力は、紙屋町まで徒歩30~35分くらい自転車で10分くらいという凄まじい好立地にあることです。山陽線、可部線、アストラムラインの乗換駅だから利便性も抜群です。
広島駅と横川駅に挟まれた地域であるためどっちの駅にもアクセスが非常にしやすく、両駅を結ぶ城北通りはそこそこ繁栄しています。高速4号(中広)と高速5号(二葉の里・2022年完成予定)のランプがすぐ近所にあり山陽自動車道へのアクセスも楽々です。交差する大通りを外れたら閑静な住宅街というのもポイント高いです。
これからの発展に大いに期待できる街です。白島の開発が二葉や牛田にどう影響していくかも注目しています。こちらもマンションが次々と建っていっています。
1本にまとめてもっと高くしてほしかった
白島と言えば、
1970年代に、広島で初めて20階クラスに到達した基町アパートができた場所であり、
1990年代に、30階クラスのリーガロイヤルホテル広島、
2000年代に、40階クラスのアーバンビューグランドタワー、
2010年代に、50階クラスのビックフロントひろしま、
と続いており、広島高層建築における原点の地だと思います。
その場所に今度は、賃貸ではなく分譲として新たなスタートとなったのではないでしょうか。
基町アパートに関しては
公営住宅法があるかぎり低所得者向けのアパートに建て替えることなるでしょうね
このマンション、こんな好立地で2千万円台~って
やはり広島は住みやすい都市ですね
マンションの建設が順調に進んでいる様ですね。
白島と聞くと閑静な住宅街、官公庁とその官舎を思い浮かべますが、新白島駅が開業してからは特に駅周辺の地域はJR山陽本線・可部線とアストラムラインが交差する交通の要衝に位置することとなりその役割が劇的に変化しているので、それに適応した街の変化を期待しています。
JR山陽本線や各線沿線の駅周辺には、製造・流通業等の本社が多数あり、産業(工業)都市として都市の生産活動を支えています。
一方で、アストラムラインの終着駅(本通駅)がある鯉城通は地域最大の金融街になっており、また、本通り・紙屋町周辺は繁華街を形成して街の消費活動の役割も担っています。
生産都市、消費都市の役割が交わる交易都市としての側面を期待されているのが現在再開発が最も急速に進行している広島駅周辺だと考えられます。
新白島駅周辺のその抜群の利便性は、現在注目を集めている在宅勤務、特に緊急時には迅速な移動が要求される経営者・管理職クラスの方々の在宅勤務に非常に適している様に思えます。
業種によっては、住宅兼事務所の場所としてのマンション需要も高まると予想されます。
そうなると商業施設も自然と増加して、住宅街から業務・商業が混雑する新たな街並みを形成する可能性が高い地域と言えそうです。
加えて、新サッカースタジアムが中央公園に出来れば、JR線の最寄りの駅は新白島駅ということになるので新たな賑わいが生まれそうです。
特区の範囲もここ新白島駅周辺を含んだJR広島駅から横川駅を結ぶ城北通沿道まで広げる必要性を感じます。
新白島駅周辺は、今後の広島都市圏内での街並みの変化の中でも、最も注目したい地域の一つです。