広島高速5号線は、高速1号と2号が接続する東区温品の「温品ジャンクション」から、広島駅北口の二葉の里地区を結ぶ約4.0kmの都市高速道路です。
この内、1.8kmがトンネル区間となっており、
ジャンクション側(中山地区)から0.4kmは山岳トンネルでは一般的な「NATM工法」が用いられますが、
広島駅側から1.8kmはトンネル直上への住宅の地盤沈下防止のため、都市部などで採用される「シールド工法」が用いられます。
【広島高速道路公社】:広島高速5号線及び関連道路路線図
前回の状況です。
広島高速5号線は、高速1号と2号が接続する東区温品の「温品ジャンクション」から、広島駅北口の二葉の里地区を結ぶ約4.0kmの都市高速道路です。
この内、1.8kmがトンネル区間と
建設通信新聞に、トンネル工事に関する記事がありました。
【建設通信新聞Digital】:広島高速/8月以降に掘削開始/5号線二葉の里シールド現場公開
トンネルの施工ヤードは完了し、現在中国の上海で製作しているシールドマシンは今月から順次搬入されるようです。
二葉の里現地で今年8月までマシンの組み立てを行い、その後掘削工事が始まる予定です。
駅西高架橋北詰交差点から。
シールドマシンの搬入に備え、トンネル抗口付近の作業ヤードに、大型クレーンが登場しました!
建設通信新聞の記事によると、今月から始められるマシンの組み立ては昼夜通して行われる予定とのこと。
溶接作業の防音対策として、作業用防音ハウスも建設されました。
掘り始めれば地盤沈下も少なくスピーディーなシールド工法ですが、それまでの工程にかなりの時間とコストを要する事を改めて実感します。
トンネルの掘削は2016年5月の契約締結から31ヶ月となっているので、
広島高速5号線の開通は、2019~2020年度になるとみられます。(公式発表ではありません)