広島市とJR西日本、広島電鉄の3者で進められているJR広島駅南口広場再整備事業に関して今年3月、
建て替えられる新しい広島駅ビルの概要とイメージパースを公開されました。
新しい駅ビルは地上20階建てで400室を備えるホテルや、約2万5,000平方メートルの商業施設、シネマコンプレックスを備えるなど大規模なものになるほか、
整備の目玉といっても過言ではない路面電車の広島駅高架乗り入れにより、乗り換えの利便性が向上するなど
賑わい創出と都心同士(紙屋町・八丁堀地区)のアクセス性向上に大きく貢献する場所になります。
2025年春の開業を目指し、現在の駅ビル商業施設「ASSE」は2020年3月で営業終了し、工事に着手する事になっていますが、
その現駅ビル前であるものを発見しました!
3日の夜、広島駅を歩いた時の状況です。
広島駅南口広場の、元セブンイレブンの仮設店舗があった付近に、フェンスで囲われた箇所が登場。
この三角の櫓は紛れもなく・・・
ボーリング調査が始まっていました!
建築物の基礎を検討するための地盤調査です。
2020年3月に閉館、その後解体され2020年度中には着工されると思われるので、
それに向けて前進しているようです。
ちなみに同じく先日、概要が公表された「広島東郵便局」については、すでに何ヶ月も前にボーリング調査は行われているとか。
これから大変貌を遂げる広島駅南口の変化を楽しみにしたいです。
さて、今回はとある動画のご紹介。
広島駅を中心として、計画されている一連の再開発を、データとイメージ図をもとに再現した、「妄想MAP」さんの動画です。
まず、GoogleEarthでこのようなクオリティの高い再現ができるスキルに驚きです!
個々の計画だけでなく、複合的な完成後の姿がイメージできて素晴らしいですね。グッドボタン押させていただきました。
イメージを実際の航空写真・モデル上に再現して特に感じたのは、
駅ビルが現在の駅前広場上空に拡大して、かなり大きさ・迫力を増す事です。
広場上空を使うことを頭では分かっていますが、マツダスタジアム方面から大州通りを通って広島駅に至る際に感じる雰囲気は全く違う街のようになりそうですね。