来春運行開始!アストラムライン新型車両『7000系』が搬入

広島を走る新交通システム「アストラムライン」に今年度導入される新型車両について、
最初の編成が10月4日に車両基地に搬入されました。

1994年の開業から走る6000系の老朽化が進んでおり、
今後10年程度かけて全ての車両を更新します。

山吹色を継承した新型車両の形式は「7000系」となり、安全性や快適性、省エネ性能などが大きく向上します。

発表時の記事はこちら。

メール、コメントで教えていただきました。ありがとうございます。 新交通システム「アストラムライン」を運行する広島高速交通は、2019年度から新型車両を導入する事を発表しました

【NNNニュース】:アストラムラインに新型車両

【NHK】:アストラムライン新車両を公開

開業から25年がたったアストラムラインは、新型車両を導入することになり、最初の車両が広島市の車両基地に運び込まれました。

(中略)

「7000系」と名付けられた新しい車両は、現行の車両と同じやまぶき色を中心にデザインされています。
会社によりますと、現在の車両に比べて幅を広げて車内の空間を広くしたほか、座席も1人あたりの幅を3センチ広げたことが特徴だということです。
新型車両は、およそ127億円かけて、あわせて24編成、144車両を10年あまりかけて、順次更新する計画で、最初の車両は、整備や試運転をした上で来年春にも営業を開始する見通しです。


(NHKより)

 


(NHKより)

最初の報道時から音沙汰がありませんでしたが、しっかり製造されていました!
新しいことも分かったのでまとめます。

  • 形式名:7000系 ←NEW
  • 開業から23年に亘って定着してきたイメージカラーの山吹色を継承
  • ベビーカー・車椅子の専用のスペースを整備
  • セミハイバックバケットシート「G-Fit」の採用
  • 1人あたりの座席幅は3センチ広く ←NEW
  • 挟み込みに対する安全性に配慮した乗降扉
  • アルミ合金のダブルスキン構体「Al-fine」、軽量化台車「T-smover」等の採用による省エネルギー化
  • 1編成あたりの重量は5.5%軽量に ←NEW
  • 1期目は2019年度から2025年度にかけて、66両(6両編成×11本)を納入
  • 2020年春から運行開始 ←NEW
  • 2期目で残る78両(13本)を導入し、全24編成すべてを更新

 

形式名は7000系となりました。
現在の車両は開業時から走る6000系、増備された1000系の2種類で、
どちらも導入度年度が形式名の由来になっています。
(平成6年→6000系、2001年→1000系)
今回は、6000系の次ということで、7にあまり意味はないようですね。

フェイスの31はどういう意味があるんでしょう。(編成数は現状24編成ですが)

 

車体はゆりかもめと同型ながら、未来感があってカッコいいです。

延伸される西風新都線も当然ながら走る事になります。

新型車両7000系は、2020年春営業運行を開始し、
2025年度までに11編成を置き換え。(第1期)

2020年代後半までに残る全ての編成を置き換える予定です。

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