宮島口地区港湾整備事業 2024.05(Vol.24) 憩いの『しゃもじ広場』オープン

世界遺産の島、宮島を対岸に望む宮島口地区では、より快適でバリアフリーな港を実現するため、
2013年から「厳島港宮島口地区港湾整備事業」として地区の再整備を行っています。

港湾を一部埋め立てて確保した用地に、新たにみやげ物販売や飲食を提供する新旅客ターミナル「etto(エット)」2020年2月、完成しオープンしました。

旧フェリーターミナル跡地には新たに広電宮島口駅が整備され、2022年7月に移転・供用が開始されています。
2023年3月には約300台収容の立体駐車場が完成、
その後も緑地が整備が続けられてきました。

 

前回の状況です。

世界遺産の島、宮島を対岸に望む宮島口地区では、より快適でバリアフリーな港を実現するため、 2013年から「厳島港宮島口地区港湾整備事業」として地区の再整備を行っています。

 

 

計画の概要

【広島県】:厳島港宮島口地区港湾整備事業について


(上記資料より)

 

(広島県『厳島港宮島口地区港湾整備事業について平成31年1月更新 パンフレット(厳島港港湾整備事業 宮島口地区) (PDFファイル)(29.05MB)より)

 

海辺の『しゃもじ広場』オープン!

ターミナルの主要な施設はほぼ出揃い、現地では海辺の憩いの空間を創出するため、
広場やターミナルビルに隣接する緑地の整備が続けられていました。

 

緑地は「宮島口しゃもじ広場」と名付けられ、2024年4月1日に開業しました。
新ターミナルのコンペで提案されたとおり、宮島を象徴するしゃもじを模した形状となっています。

【宮島口みらい協議会】:宮島口しゃもじ広場

 

青々とした天然芝が円弧を描く綺麗な広場です。

 

 

 

芝生を取り囲むようにぐるりと通路が設けられています。東側には小高い丘も整備されていました。

 

 

今後は賑わう世界遺産の玄関口へ

昨年3月に開業した立体駐車場及び管理棟。
広電宮島口駅とこの広場で囲まれた空間はベンチや日除けが設置され、憩いの空間に様変わりしました。

 

 

 

 

地区の賑わい創出を目的としたマネジメント団体、宮島口みらい会議では、
定期的にターミナル前でマルシェなどを開いてきました。
今後は、新たにオープンしたしゃもじ広場も対象に広げ、賑わう玄関口の創出を引き続き目指していくようです。

ターミナルビルのオープンから、広電宮島口駅の移設を経て、今回広場まで完成しました。
残るは、依然として暫定的な状態となっている駅前広場、ロータリー部分の整備に移っていくと思われます。

 

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