広島市、JR西日本、広島電鉄は、2025年夏頃の開業を目指す路面電車の駅前大橋線をPRする「変わる広島駅・駅前通りファミリーフェス2025」を4月に共同で実施することを明らかにしました。
24日に新しい駅ビル「ミナモア」が開業したことを受け、そこに乗り入れる路面電車の新ルートの周知と機運を高めるのが狙いです。
イベントでは、駅前大橋線の軌道上への車両の展示や、JRAウインズ広島とのコラボ企画、工事事務所でのグッズ販売やぬりえなど、親子で楽しめるものが多数予定されています。
開催日は2025年4月29日(火・祝)です。
イベントの概要
【広島市】:路面電車駅前大橋ルート開業前イベント!「変わる広島駅・駅前通りファミリーフェス2025」を開催します!
(広島市『変わる広島駅・駅前通りファミリーフェス2025 (PDF 8.9MB)』(https://www.city.hiroshima.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/038/096/26.pdf)より)
▼イベント概要
イベント名 | 変わる広島駅・駅前通りファミリーフェス2025 |
開催日時 | 2025年4月29日(火・祝)10:00~16:00 |
主催 | 広島市、JR西日本、広島電鉄 |
主な会場 | ①軌道上(稲荷町交差点付近) ②JRAウインズ広島1階コンコース ③広電広島駅JV工事事務所 |
主な内容 | ①軌道上(稲荷町交差点付近) ・「新幹線のレールを走る線路点検用カート」 ・広電5101 号Red Wing 車両展示 ・トランルージュ体験(飲食) ※事前予約制(有料) ②JRAウインズ広島1階コンコース ③広電広島駅JV工事事務所 |
駅前大橋線内にグリーンムーバーなど車両乗り入れ
2025年3月24日に、新しい駅ビルの商業施設「minamoa(ミナモア)」と「ホテルグランヴィア広島サウスゲート」が開業しました。
2階に乗り入れる路面電車の駅前大橋ルートも、当初は同時期の開業を目指していましたが、
工程や安全管理などの理由から”2025年夏頃”に開業が延ばされています。
先日の中国新聞では、6月頃から試運転を初め7月下旬にも開業を目指していることが報じられました。
それまでの間、市民の関心を高めるために企画されたのが今回のイベントです。
注目すべきは①軌道上(稲荷町交差点付近)を会場とした催し物。
「5100形」グリーンムーバーmax※および社内で食事が楽しめる「トランルージュ」が展示されるとの記載があります。
※この編成は、広島駅南口再整備を盛り上げるため、JR西日本とカラーリングを交換した「REDWING」仕様です。
4月末で新線に車両を入れるのですね。
新規路線で6月から試運転とのことで、5月後半から慎重に滑らせるのかと思っていました。もう通電させるのでしょうか。
また、柵があるとはいえ交通量の多い通りの中央です。あの場所で大勢の人を迎えるのだろうか…
しっかり考えられいると思いますが、安全対策は綿密に検討しておく必要がありそうです。
イベントは4月29日(火・祝)。
初めて駅前大橋線内に実際の車両が乗り入れる光景が見られそうです。