住友不動産がJR広島駅北口の二葉の里地区で計画している複合ビルが、2月2日に着工しました。
このことを報じた中国新聞が、新たなイメージパースも掲載しています。
本計画は「(仮称)広島駅北口計画」として、高さ124m、地上31階の高層ビルに、ホテル、温浴施設、そして分譲マンションなどが入る複合施設となる予定です。
2029年4月の完成を予定します。
隣接地では大和ハウス工業による複合オフィスビルが1月に完成しており、
広島駅周辺の機能強化が加速します。
『(仮称)広島駅北口計画』住友不動産が進める複合開発の概要
【中国新聞デジタル】:住友不動産、JR広島駅北口の二葉の里地区で複合ビル着工 2029年4月完成目指す
住友不動産、JR広島駅北口の二葉の里地区で複合ビル着工 2029年3月完成目指すhttps://t.co/pphfmmrj9c
— 中国新聞 (@ChugokuShimbun) February 2, 2026
住友不動産HPでは公式のリリースは出されていませんが、中国新聞ほか、各メディアが着工を伝えています。
新たに分かったことを含め、概要をまとめます。
▼住友不動産による(仮称)広島駅北口計画の概要
| 名称 ★ | (仮称)広島駅北口計画 |
| 高さ ★ | 最高高さ:124.00m 軒高:123.55m |
| 階数 ★ | 地上31階 |
| 用途 | 31~12階:共同住宅(287戸) 11~10階:温浴施設(サウナ・岩盤浴等) 9~4階:ホテル(180室) 3~1階:事務所等 駐車場 |
| 構造 ★ | 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造) |
| 敷地面積 ★ | 8,147.00平方メートル |
| 建築面積 ★ | 2,605.00平方メートル |
| 延床面積 ★ | 56,020.00平方メートル |
| 着工予定 ★ | 2026年2月1日 |
| 完了予定 | 2029年4月(中国新聞より) |
| 建築主 ★ | 住友不動産株式会社 |
| 設計者 ★ | 前田建設工業・INA新建築研究所設計共同体 |
| 施工者 ★ | ― |
◆:公式HPより
★:建築計画のお知らせ看板より
対象地はJR広島駅新幹線口(北口)からほど近い「二葉の里地区」。区画整理された際の”2街区”と呼ばれる場所で、同じ街区にはすでに流通大手のイズミ本社ビルが立地しているほか、
西側隣接地では、大和ハウス工業による地上10階建ての複合オフィスビルが2026年1月に完成しました。
イズミ本社の敷地を除く2街区は、当初イケア・ジャパンが土地を落札し出店を予定していた敷地です。
更地の状態が約8年続きましたが出店することはなく、大和ハウス工業と住友不動産に売却されていました。
住友不動産らしさが光る外観とブランド展開への期待
広島駅南口の駅ビルに続く、広島駅エリアでの大型プロジェクトがついに着工しました。
地上31階建て、延約56,000平方メートルのビルに、287戸のマンション、2フロアにわたる温浴施設、180室のホテルなど、それぞれ単体でも話題性のある規模の施設が入ります。
報じられている外観のイメージパースを見ると、ガラス手摺のバルコニーに加え、コーナー部分はダイレクトウィンドウ(ダイナミックパノラマウィンドウ)が採用されており、
住友不動産らしいスタイリッシュなデザインです。
同社が手掛けた南口の「シティタワー広島」と共に写るパースも印象的です。
供給される287戸の住宅が、フラッグシップブランドである「シティタワー」の名を冠することになるのか、今後の発表が待たれます。
一方、ホテルと温浴施設の運営については、住友不動産の子会社である「住友不動産ヴィラフォンテーヌ」が担うとのことです。
現在、首都圏を中心に大阪や神戸で展開されている「ヴィラフォンテーヌ」が初進出となりそうですね。
本プロジェクトは取り立てて「温浴施設」が計画に挙げられているので、単なるホテルの大浴場ではないものになると予想されます。宿泊者以外でも利用できるかもしれません。
【公式】:住友不動産 ホテル ヴィラフォンテーヌ| ホテル一覧
住友不動産による「(仮称)広島駅北口計画」は、2029年4月の完成予定です。
広島駅北口(建設予定地は右下のコインパーキング、2025年8月撮影)
着工を受け、広島市高層ビル一覧を更新しました。
