中国新聞が本社ビルを建て替えを計画 跡地はホテル誘致を検討

地元紙の中国新聞は、老朽化した中区土橋の本社ビルの建て替えを進めます。
昨年2月、広島経済レポートのインタビューにおいて、今後のさらなる売上拡大に向けた不動産事業への参入の一環として語られました。

現在の本社ビルは平和大通りに面し、本川(旧太田川)を挟んで平和記念公園と対峙する好立地で、1969年に完成しています。
新しい本社ビルについては、西側に隣接する自社敷地を候補地として新築移転させる計画です。
この移転を契機に、現本社の跡地へホテルを誘致することで不動産事業に本格参入し、収益化による売上増を狙うとしています。

 

以前、コメント欄でむーばすさんに教えていただきましたので共有します。情報提供いただき、ありがとうございます。

 

 

中国新聞現社屋の隣接地に新築移転を検討へ

中国新聞本社 位置図Google Maps

 

【広島経済レポート/コラム】:中国新聞社の挑戦

こちらの広島経済レポートのコラムに記載されています。2025年2月の記事で、情報の鮮度は高いです。
朝刊の発行部数が減少する中で、グループの売り上げを伸ばす戦略として不動産事業の本格参入を行っていくようです。

  • 現本社ビルは老朽化のため建て替える
  • 西側に隣接した自社敷地を含むエリアが候補地(現在は駐車場など)
  • 現本社ビル跡地は、平和記念公園の対岸という立地を生かし、ホテル誘致などで収益化を検討

中国新聞本社付近から見る平和記念公園

 

現在地に隣接した、社有地を含む一帯で建て替えを検討しているようです。

中国新聞社は、昨日記事にした天満屋ビル・広島三越一帯の再開発の事業者に入っており、
今後詳細な再開発の内容やスキームの検討に入っていくと見られます。(広島三越の入る建物は中国新聞所有のビル)

私を含め再開発に関心ある界隈では、八丁堀の百貨店一帯再開発にオフィスビルを作って中国新聞の本社を移転してはどうか、という話題にしばしばなりますが、少なくとも2025年2月の段階においては考えていないようですね。

天満屋ビル・三越一帯の再開発計画構想 事業協力者に『フジタ』。店舗・事務所・ホテル複合施設目指す

 

現本社跡地はホテル誘致へ!不動産業への本格参入で売上増狙う

なお、現地は「景観法に基づく届出等に係る事前協議に関する取扱要綱」に基づき、建築物の高さは50mまでとする基準が設けられています。(その他、形態や色彩の基準モあり)
高層ビルは建てられませんが、敷地面積が広いので比較的規模の大きなホテルの建設も可能かと思われます。

【広島市】:原爆ドーム及び平和記念公園周辺の眺望景観のあり方 (PDF 3.1MB)

 

河川と世界遺産・原爆ドームから平和記念公園を望む立地は他にない好立地です。
インバウンド需要も広く取り込める存在となり得ます。
この場所に相応しい、質の高いホテルの誘致に期待が高まりますね。

中国新聞は、先述の天満屋・三越一帯の再開発にも構成員として関わります。
本社跡地のホテル誘致と並行して、これらを契機に不動産事業に本格参入していくとのことです。

あくまでも昨年2月の段階での話であり、公式発表はまだないため慎重に見ていく必要はあるかと思います。手続きも含め10年程度は見ておくべきかと思いますが楽しみです。

新聞業界全体が縮小傾向ですから、収益の多角化は欠かせないようですね。
今後のまちづくりへの関わりに注目したいです。

 

ちなみに、現在の本社ビルは地上9階建て、延約20,000平方メートルのビルです。
新築移転するとなれば同等以上の規模となるでしょうから、こちらもそれなりに大きなビルになる可能性があります。

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