マツダスタジアムへの歩行者デッキは依然”様子見”の状態

広島市が2008年から検討する、広島駅とマツダスタジアムとを結ぶ歩行者デッキ構想が停滞しています。
Cブロック再開発地区に歩行者デッキが含まれていますので、そこから先の構想になります。
旧国鉄宇品線が走っていた敷地を使い(現JR西日本所有)、荒神陸橋をくぐり抜けスロープ近くまでを結ぶ計画です。
 
広島駅周辺の再開発が進展している中、「一体的にまちづくりを進める必要がある」として現在も様子見が続いているようです。
 
【中国新聞】:広島駅-マツダスタジアム連絡 歩行者橋構想 足踏み
20140621stadium_chugoku-np.jpg
(2014年6月21日付 中国新聞朝刊紙面より)
 
 
予定通りいっていないのはわかっていましたが、ほとんど棚上げ状態だったのですね。
書いてある通り、大勢の人波と車が入り乱れる状況は非常に危険です。
ただ、様子見をせざるを得ない事情があるのも分かります。
Cブロックが進みだしたのはついこの前ですしCブロック~スタジアム間が結ばれたとしても、
駅ビルが古いので広島駅に直結させることができません。Cブロックの建物内で人溜まりができて混乱が生まれることも予想されます。
その広島駅の駅ビルASSEに改築や建て替えの動きがないのは、路面電車の駅前大橋線高架乗り入れが依然決着しないから、という側面もあります。
駅前大橋線から駅ビル、スタジアムデッキまで全てが影響を受けているように見えますね。。
 
 
まだ構想段階だからこそ言えることもあります。
計画されるデッキの幅は約5mだそうですが、細すぎではありませんか?
現在の市道自体は記事によると幅10m。試合前ではそのうちの3m程しかない歩道部分からは多くの観客がはみ出してスタジアムに向かっています。
試合終了後となると、通行止めにした10mの市道目いっぱいに人が密集して歩いているのが現状です。
幅5mというと広島駅北口の若草町のペデストリアンデッキと同じくらいでしょうかね。
中途半端なものを作ってしまうと結局市道の混雑は解消されないなんてことにもなりかねません。
本当にしっかりと考えられているのでしょうか・・・
 
 
 
全体的にネガティブな内容の記事になりましたが、今日のカープは劇的なサヨナラ勝ちでしたね!
実は今日は家族と観戦に行っていました。
こんないい試合を生で見られたのは幸せです(^^♪
 
201406carp-2.jpg
 
グッジョブ!ロサリオ!
 
 
 
201406carp-1.jpg


 

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