14年目のシーズンを迎えるマツダスタジアム 2022.01 今年の新座席

広島東洋カープの本拠地「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)」では、球場の指定管理者であるカープ球団により、毎年のように座席改修が行われており、ファンを飽きさせない新しい野球観戦を提案し続けています。

1月29日、球団より2022年シーズンの新座席と一部座席のリニューアルが明らかにされました。
新型コロナの影響を大きく受けてきたここ1~2年ですが、アフターコロナに向け、今年もリニューアルが行われるようです。

現地の状況を少し見てきたのでご紹介します。

一昨年のレポートはこちら。

広島東洋カープの本拠地「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)」では、球場の指定管理者であるカープ球団により、毎年のように座席改修が行われており、ファン

 

 

新座席・座席リニューアルの概要

【広島東洋カープ公式サイト】:2022年 マツダ スタジアム 新座席登場のお知らせ

オーサムロッジ 1塁側・3塁側

”「オーサムロッジ 1塁側・3塁側」は、2階席にあったアウトドアデッキをリニューアルして登場したパーティー席です。
球場全体が見渡せる2階席からの眺めを楽しみながら観戦するもよし。空調が完備された小屋(ロッジ)でゆったり快適に観戦するもよし。とても素晴らしい(オーサム)パーティー席となっています。”

(上記広島東洋カープ公式サイトより)

「オーサムロッジ1塁側」のイメージ。

(上記広島東洋カープ公式サイトより)

 

パルテラス

”「パルテラス 6人掛け・8人掛け」は、外野指定席レフトの後方に新設したグループ席です。
1エリア定員6名と8名のグループ席で、すぐ目の前に広がる芝のグラウンドの景色は抜群です。屋根があるエリアになっているので雨や日差しを気にせず安心して観戦ができます。ソファを基調とした落ち着いた雰囲気の中、様々な友達(パル)と一緒に楽しめるグループ席となっています。”

(上記広島東洋カープ公式サイトより)

「パルテラス」のイメージ。

(上記広島東洋カープ公式サイトより)

 

既存のラグジュアリーフロアのリニューアルも行われます。

【広島東洋カープ公式サイト】:2022年 マツダ スタジアム 座席リニューアルのお知らせ

”「ラグジュアリーフロア」は、大人数で快適に野球を観戦できるというコンセプトはそのままに、フロア内のテーブル・イスを一新しました。また、エリア後方にガラス張りの屋根を設置することでフロアを広く利用できるようになりました。60名の団体で利用できるエリアとなっております。”

(上記広島東洋カープ公式サイトより)

 

「ラグジュアリーフロア」のイメージ。

(上記広島東洋カープ公式サイトより)

 

設置中のオーサムロッジなど

ここからは現地へ。1月末に撮影した時の状況です。

 

広島駅方面から3塁側コンコースに繋がる「西蟹屋プロムナード」を上ったところ。スタジアムのメインエントランスですね。

 

ゲートブリッジの横に、3塁側のオーサムロッジが設置されているところでした。

 

この日はコンコース開放日ではなかったので、フェンス越しになりますが
1塁側に設置中のオーサムロッジも確認できます。

 

この部分は2020年シーズンに合わせて新登場した「アウトドアデッキ」があった場所になります。

2009年に完成した新しい「広島市民球場」は、ご存知の通り「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)」という愛称が付けられた広島東洋カープの本拠地です。

 

2階自由席の死角になりバッターボックスが見えない位置にあたるため、
開業当初はただの通路で、座席になってはいませんでした。
割り切ってパーティーフロア化しテレビモニターで補って収益化するという、上手な球団経営を象徴するかのような座席です。

今年はその「アウトドアデッキ」を完全に室内化。
断熱材で覆っていることからも分かる通り、空調も導入しグループで快適に観戦できるシートに変貌を遂げました。

1塁側デッキの料理を除く料金を比較すると、129,000円(30名まで)→180,000円(40名まで)に変化しました。
それでも1人あたりに換算すると、4,300円→4500円と200円アップですから、
チケットが取れるかどうかは別にして、人数さえ集められるのであれば是非とも利用したい座席です。

 

もう一つの新座席「パルテラス」は、レフトの外野指定席後方部分。

(2019年1月撮影)

 

(2014年6月撮影)

過去に撮影した画像でお許しください。
ブリッジコンコースの真下になります。

 

新型コロナの影響で、満員に膨れ上がったスタジアムが見られなくなって久しいです。
しばらくは密を避けた行動は必要でしょうし、感染状況によって入場数制限がかかることも往々にしてあると思われます。

そうした中で、通常の座席を減らしてでもグループ座席を充実させる方向は理にかなっていますよね。

なんと言ったって、MLBのような多種多様な座席を国内の球場に先駆けて導入してきたカープ球団ですから、
設置のノウハウや料金設定の知見はかなりあるはずです。

今後もこの道を突き進んでほしいですし、
2024年からはこうした楽しみ方がサンフレッチェでもできるようになると思うと、なお楽しみが増えますね。

広島市中区中央公園に計画する市のサッカースタジアムが、 2022年1月26日に安全祈願祭を終え、2月1日から建設工事を開始しました。 2024年のJリーグ開業に向けて、今後

 

 

球場周辺の変化など

正面入口横のグッズショップ。

リニューアルして店舗面積も少し広くなりました。

 

広島駅に至るカープロードを進みます。

 

日本通運広島支店に隣接していた新生倉庫運輸の倉庫の跡地に、
長谷工不動産の分譲マンションが完成間近となっています。

【公式】:ブランシエラ広島|カープロードマンションプロジェクト

こちらは2022年3月末の完成予定です。

 

2021年9月10日にオープンした、「東横INN広島駅スタジアム前」。

【公式】:東横INN広島駅スタジアム前

 

こちらの特徴は、通常青のコーポレートカラーが、
カープにちなみ赤になっていること。

 

パッと見、東横インには見えない看板です。

 

本記事は以上です。

 

マツダスタジアムのかこのリニューアル工事のきじをまとめました。

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