県内西部の8つのバス会社で、停留場への到着時間をリアルタイムでお知らせするサービスを来年3月から導入することが分かりました。
スマートフォンなどで専用サイトから確認できるほか、駅や繁華街など主要なバス停44ヶ所には行先ごとの到着時刻が見られるモニターも設置されるようです。
【中国新聞】:バス到着時間お知らせ
(2014年7月4日付 中国新聞朝刊紙面より)
全ての停留場にスマホで確認するためのQRコードやICタグ(Felica?)が設置されます。
到着時刻や運賃に加え周辺の施設情報も確認できるようになるそうです。
表示機は記事のイメージ図を見るとLEDではなく液晶モニター(LCD)になると思われます。
広電の電停に設置されている到着予告よりは、地下街シャレオの中央広場に設置されているもの(電車用ですが)がイメージに近いですね。
44ヶ所に設置ということですから中心部に買い物に行けば利用する機会もかなりありそうです。
これを実現させるために県内8社が走らせるバス585台、来年度は555台に、現在地を把握する機械を取り付けるそうです。
スマートフォンでの案内システムも含め、事業費は約4億8000万円。
路線バスの到着案内は他の都市に大きく遅れを取っていましたが、これで本腰を入れてサービスを提供するようです。
1000台以上のバスに機械を付けて新しくサービスを始めるのですから、スマートフォンでの到着案内はとにかく分かりやすいものにして欲しいです。
類似のサービスで「バスゲート」というものがありますが、
バス停を選択する前にバス会社を選択しなければならないので非常に使いづらいです。
【バスゲート】:広島県 バスの時刻表・経路案内
簡単にバス停ごとの各社の到着時間がでるようなサービスになることを期待したいです。