広島橋上駅新築他工事(広島駅改良工事)は現在の跨線橋に代わって幅15mの自由通路を建設し、橋上駅舎と商業施設を新設する巨大プロジェクトです。
西側の新しいコンコースが昨年11月から供用を開始しました。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】:広島駅改良工事(広島橋上駅新築他工事)
前回の状況です。
広島橋上駅新築他工事 2015.05(Vol.54) 橋上クレーン設置始まる
前回の更新で7・9番のりば上の躯体に大型クレーンが設置されました。
早速そのクレーンが大活躍。
橋上駅舎の最も東側3径間分が、4・5番のりばまで拡大しました!
整備される南北自由通路の東側一帯にできるJR西日本の商業施設になるスペースです。
4・5番のりばから。
改めてクレーンの大きさもお分かりいただけるかと思います。
完成すれば同じ位置からは青空は見えなくなります。
真下から。
デッキプレートも取り付けられかなり薄暗くなりました。先に作られた西側でも味わった感覚です。
こちら側でもその段階に入ったかと思うとこれからの変化もますます楽しみになります。
一度東側へ離れました。
今できている所が施設の東端です。
キャットウォークも確認できます。
駅ビル越しでも見えるようになってきたBブロック建築工事とのコラボ。
ここから西(新白島方面)の方向を。
ここからずっと向こうの暗くなっている部分までが一つの施設になるわけですからかなりの面積になります。
新しい構造物に挟まれた旧跨線橋です。
解体が進み、もう跡形も無くなってきました。
旧跨線橋の階段は1番のりばを除き解体作業に入っています。
完全に撤去するのではなく、一分を残してそこに新たな鉄骨が設置されています。
何に利用するのでしょうか。
1番のりばに移動します。
ここから見る旧跨線橋はもう「ボロボロ」といった印象。
1番のりばに降りました。
8ヶ月くらい前まで使用していた旧跨線橋には既に屋根がありません。
上の画像の階段の”真裏”にあたる、地下通路への階段の様子です。
なんと、左側一帯が埋め立てられ、幅が2/3程になっています。右側にも一部張り出した部分がありますね。
右側はともかく、左側は元通りにするようにはあまり見えません。
人の導線が大きく2階に移るのでこちらは縮小するのでしょうか。
上の画像のさらに後ろ側はこのような状態になりました。
旧跨線橋の真下、以前出口専用改札口があった場所です。
かなりの範囲がフェンスで閉鎖されました。
一応歩くスペースは確保してあり、トイレやコインロッカーがある東側の方へ抜けられるようになっています。
現在は画像左側の線路側からも行くことができますが、工事が進むとそこは通行止めになるかもしれませんね。
最後に。
コンコースのマツダ車展示スペースには、新型ロードスターが登場しました。早いですね。
メディアでの注目度も高いロードスターですから、広島駅の利用客にも大注目でした。
今回は以上です。
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【Flickr】:2015/06 広島駅改良工事