JR可部線の安芸長束駅では、広島市が策定した「JR可部線活性化連携計画」に基づき、駅の改良工事が始まっています。
【広島市】:JR可部線活性化連携計画を変更しました
(JR可部線活性化連携計画(変更)3/3 を参照)
前回、昨年8月に訪れた時の状況です。
JR可部線『安芸長束駅』 ホーム新設工事が進行中
約10ヶ月ぶりとなりました。
改札前を通る市道の踏切から。
昨年秋、下り専用ホームの共用が開始されました。
下り専用ホームの改札付近(可部方)の様子を。
元々島式1面2線ホームだった安芸長束駅は、現在このように方面別2面2線ホームとして運用されています。
新設した下り専用ホームは本来スロープを登りきった所がホームの縁端になる予定です。
現在は3両分しか整備されていないので、完成時に使用する階段の上に被さるように仮設ホームが設けられ4両分の長さを確保しています。
改札と反対側(広島方)に進み、増設部分を見てみます。
先ほど書いたように、新設した下り専用ホームは階段の共用に向け増設中。
上り線用となった元々のホームもこのように増設が行われており、余裕ができたスペースを使い
構内踏切の移設や傾斜路の緩和を行います。
ホームの先の分岐器は既に分岐する角度が緩やかなものに付け替えられています。
制限速度が従来の25km/hから35km/hに引き上げられています。
線形の改良に伴い元々あったホームの拡幅も行われました。
点字ブロックの位置を見ると従来のホームの幅がイメージ出来ると思います。
駆け足で画像を中心に紹介しました。今回は以上です。
安芸長束駅の改良工事は今年度中の完了を予定します。